...隣地角筈一番地を当時の地主武井守正氏に一坪十円で交渉を進めたが...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...この両郡を管轄している租税課出張所の権大属白井守人氏は殆ど身を挺して熱心な説諭をしたので纔(わずか)に防ぎ止めたのであった...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...赤い字は井守(いもり)の腹のような色であった...
夏目漱石 「夢十夜」
...『俊頼口伝集』下に「忘るなよ田長(たおさ)に付きし虫の色ののきなば人の如何(いかに)答へん」「ぬぐ沓の重なる事の重なれば井守の印し今はあらじな」「のかぬとも我塗り替へん唐土(もろこし)の井守も守る限りこそあれ」中略...
南方熊楠 「十二支考」
...右の歌どもはヤモリと井守を取り違えおれど...
南方熊楠 「十二支考」
...故武井守正男がある年...
山本笑月 「明治世相百話」
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