...先年侯井上が薨去(こうきょ)した時...
内田魯庵 「四十年前」
...10小林くんと、木村くんと、ユウ子ちゃんと、井上くんと、ノロちゃんの五人は、ルビーのカブトムシをとりかえすために、まほうはかせのすみかのちか室へはいっていって、いろいろなおそろしいめにあいました...
江戸川乱歩 「赤いカブトムシ」
...浮いていようね」井上君も...
江戸川乱歩 「怪人と少年探偵」
...井上君は団員のうちで...
江戸川乱歩 「サーカスの怪人」
...だれも井上君にかなうものはありません...
江戸川乱歩 「天空の魔人」
...教育家トシテハ井上哲次郎氏...
太宰治 「虚構の春」
...老骨井上伯の如きは...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...第二次内閣は、選挙干渉に失敗したる松方内閣の後に組織せられ、山県、黒田、井上、大山、仁礼の薩長元老も相携へて入閣したれば、世間之れを称して元勲内閣といひたりき...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...井上さんの連れの人だけに限ったもので...
豊島与志雄 「男ぎらい」
...そのあと、中尾さんが帰ってゆき、お島さんもちょっと片付けものをし、店をしめて帰ってゆきました時、二階への梯子段の上り口のところで、井上さんは突然、よろけるような風をして、私の背にもたれかかりました...
豊島与志雄 「男ぎらい」
...井上君が先に働いているところへ...
永井隆 「長崎の鐘」
...今僕の阿父(おやじ)を井上さんの所へやっておいたから」「阿父(おとっ)さんを?」「うん...
夏目漱石 「虞美人草」
...だから井上にしました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...井上あぶなくそれをかわす拍子に縁側から片足を踏みはずしてドウと地面に落ちる...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...下総国高岡の城主井上(いのうえ)筑後守正滝(まさたき)の家来鈴木伯寿(はくじゅ)の子である...
森鴎外 「渋江抽斎」
...この間も工学博士の井上匡四郎君に会った折...
柳田国男 「故郷七十年」
...うしろに塚田孔平と井上八郎がいた...
山本周五郎 「花も刀も」
...酒(さけ)の匂(にお)いのたえない井上大九郎に...
吉川英治 「神州天馬侠」
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