...藤吉の野郎や五郎助といっしょにするのはひどい...   
伊藤左千夫  「隣の嫁」 
...七三郎が本名で五郎助は梟(ふくろう)の啼(な)き声から取ったのでございますがね」「それで今...   
江見水蔭  「怪異暗闇祭」 
...えらい目に遭(あ)いましてねえ」五奇怪極まる五郎助七三郎の話に...   
江見水蔭  「怪異暗闇祭」 
...五郎助七三郎は喜んだ...   
江見水蔭  「怪異暗闇祭」 
...練習の功で夜目の利く五郎助七三郎...   
江見水蔭  「怪異暗闇祭」 
...「さうでござる」と五郎助は...   
薄田泣菫  「泣菫詩抄」 
...五兵衞の弟の五郎助...   
野村胡堂  「錢形平次捕物控」 
...五郎助は前額の禿(は)げた...   
野村胡堂  「銭形平次捕物控」 
...「下手人?」誰よりも驚いたのは、番頭の宗七と、弟の五郎助です...   
野村胡堂  「銭形平次捕物控」 
...「その五郎助は昨夜酉刻(むつ)(六時)から戌刻(いつつ)までの間どこに居たんだ」「本所の御屋敷から呼出されて...   
野村胡堂  「銭形平次捕物控」 
...主人の弟の五郎助でした...   
野村胡堂  「銭形平次捕物控」 
...囃し方の松三夫婦が近所に居りますから、留守を頼めば出られないこともありません」「さうしてくれ、それから、五郎助、貫六といふのは?」「二人共若くて呑氣で、滅多に家に居付きませんが、今夜は珍らしく居るやうでした、尤も揃つて風邪(かぜ)を引いたとかで、早寢をして居るやうでしたが」「序(ついで)にそれも呼ぶんだ、――いや、後で左衞門河岸のお前の家まで行つて見るとしようか」平次はどうせ、この人立ちの中で、路地で調べを了るのが無理だと思つた樣子です...   
野村胡堂  「錢形平次捕物控」 
...「近いところでは?」「同じ小屋で稼(かせ)いでゐる、五郎助と貫六、二人とも夢中でしたよ、お蝶さんは人間が利口だから、宜いかげんにあしらつて居たやうですが、でも男つ振りの良い、貫六さんの方を好きなやうでした」「五郎助と貫六の二人は、さぞ仲が惡かつたことだらうな」「いえ、そのくせ飛んだ仲好しで、一人がお蝶さんと出來てしまへば、どうなるかわかりませんが、どつちもモノにならないことがわかつて居るから、鞘當(さやあ)てをする張合も無かつたんでせう」「その二人は、今晩どうして居るんだ」「仲よく風邪を引いたとかで、二人共寢込んで居ますが、宵のうちから戸を締めて」お輝の話は、それで終りました...   
野村胡堂  「錢形平次捕物控」 
...五郎助の額の左に...   
野村胡堂  「錢形平次捕物控」 
...早くも逃げ腰の五郎助の襟髮(えりがみ)を押へました...   
野村胡堂  「錢形平次捕物控」 
...窓から覗いて居る五郎助の顏を見て『これは女が居ちや...   
野村胡堂  「錢形平次捕物控」 
...続いて赤鬼の五郎助が...   
牧野信一  「武者窓日記」 
...甥の鬼五郎助高をはじめ...   
吉川英治  「私本太平記」 
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