...維駒は召波の子で「五車反古(ごしゃほうご)」の編者であります...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...』二五車掌がはいって来た...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...五車(ごしゃ)反古と云うようなものを入れちゃ...
夏目漱石 「虞美人草」
...乃至(ないし)は五車(ごしゃ)にあまる蠧紙堆裏(としたいり)に自己が存在する所以(ゆえん)がない...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
... 冬ごもり五車(ごしゃ)の反古(ほうご)のあるじかな 召波五車の書といふ支那の故事を転じて反古となし...
正岡子規 「俳諧大要」
...五車の書といふこと支那の故事を引きたれば...
正岡子規 「俳諧大要」
...反古(ほご)ならぬ五車(ごしゃ)の主(あるじ)よ花の時几董(きとう)反古ならぬ五車の書の主といふ事なるべきを...
正岡子規 「俳諧大要」
...春や昔の山吹の庵(いお)田鶴(でんかく)これはただ五車の主の住居を山吹など咲きたらんと見立てたるなり...
正岡子規 「俳諧大要」
...纔入市門得五車...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...そして五車韻瑞(しやゐんずゐ)中に於て此詩を見た...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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