...「五畿内の名物は何がありますか?」...
...「東海道線で京都まで行くには五畿内を通過する必要がありますね...
...「五畿内に住んでいる友達がいるんだけど、最近会ってないなぁ...
...「今週末、五畿内に旅行に行く予定なんだけど、何かオススメの場所ある?」...
...「五畿内に住んでいる人って関東圏の人に比べて人当たりがいい気がする...
...五畿内(ごきない)から東海道をほとんど隈(くま)なく遍歴した...
芥川龍之介 「或敵打の話」
...摂津をはじめ五畿七道にわたった大地震で...
田中貢太郎 「日本天変地異記」
...五畿内近国をお拂いにして下さりませ...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...或る者は五畿七道へ廻国の旅に上ったと云う...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...兵庫港なれば五畿内四国南海道の大名は申すに及ばず...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...四十余年の間五畿七道いたらざるところなく...
中里介山 「大菩薩峠」
...五畿内地方(ごきないちほう)からその附近(ふきん)が金屬(きんぞく)を用(もち)ひる時代(じだい)になりましたが...
濱田青陵 「博物館」
...換言すれば五畿七道という建制順序に過重の意義を付し...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...あらゆる合戦に参加して五畿内の戦場を馳せめぐっていた...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...是より先き彼は屡々五畿及び江濃尾勢の諸国に漫遊せしかども未だ嘗て千里の壮遊を試みざりし也...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...五畿内(きない)随一の兵法者...
吉川英治 「剣の四君子」
...雑訴決断所は、ひろく聖断を仰ぐところの役所とあって、五畿(き)、七道、八番の地域にわかたれ、それぞれ政務を分担する仕組みであったが、ここもその上層部は、すべて公卿任官で名をつらねた...
吉川英治 「私本太平記」
...さきに足利方が、直義の名で、諸国へ飛ばしておいた檄(げき)の応(こた)えが、いまやものをいって来たかたちで、五畿(き)、七道、四国九州、全土の朝敵一時に蜂起(ほうき)すと聞えしかば朝野(てうや)肝(きも)を消さずといふ事なしとあるような情勢にもあったので、都はまさに海嘯(つなみ)の中の一楼(ろう)に似ていたのである...
吉川英治 「私本太平記」
...みちのく、北陸、五畿(ごき)、山陰山陽、武家の不平の声なき所はなく、九州とても鬱勃(うつぼつ)は久しかろう...
吉川英治 「私本太平記」
...山陰(さんいん)山陽(さんよう)五畿(き)東山(とうさん)の国々から...
吉川英治 「神州天馬侠」
...それを繞(めぐ)る五畿七道の市街交通等を概望すれば...
吉川英治 「新書太閤記」
...五畿経営のことだけでも...
吉川英治 「新書太閤記」
...堺の港湾は一潮遠く欧羅巴(ヨーロッパ)の十七世紀文化につづき、五畿の経営は、西欧の使臣や宣教師らの本国へ寄する報告によって、日本の国威にかかわるところ大なりと信じていた...
吉川英治 「新書太閤記」
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