...五根(ごこん)の欲を放つだけの事じゃ...
芥川龍之介 「俊寛」
...ところでその六根とは、あの富士山や御嶽(おんたけ)山などへ登る行者たちが、「懺悔(さんげ)懺悔、六根(こん)清浄(しょうじょう)」と唱える、あの六根で、それは眼、耳、鼻、舌、身の五官、すなわち五根に、「意根」を加えて六根といったので、つまり私どもの身と心のことです...
高神覚昇 「般若心経講義」
...しかもこれは他の五根についても同様であります...
高神覚昇 「般若心経講義」
...かくて私どもは、この「眼には青葉」の句と「衣更え」の句を通じて、ここに眼、耳、鼻、舌、身の「五根」と、色、声、香、味、触の「五境」との関係を知ることができるのです...
高神覚昇 「般若心経講義」
...二十五根岸に引移った神尾主膳と...
中里介山 「大菩薩峠」
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