...或ひは更に微細なる點まで區別して、篇首の三句と篇末の二句は夏の史官の辭ではあるが、その中の詳細なること、即ち治水の本末、山川草木、貢賦、土色、山脈、水脈、五服、四至、等の事項は史官が知り得べき處でないから、禹が天子に奏した事柄を史官が之を藏して居つたのに潤色を加へて本となつたのだといふ樣なことを宋儒が唱へた...
内藤湖南 「禹貢製作の時代」
...禹貢が含んで居る材料は一、九州及び治水の本末、二、山川草木、三、土色、四、貢賦包、五、山脈、六、水脈、七、五服、八、四至、に分類することが出來る...
内藤湖南 「禹貢製作の時代」
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