...「張角の乱」は、黄巾の乱に端を発する五斗米道を基盤とした運動であった...
...小学校生徒のために赤飯一石五斗の註文があった...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...八石五斗の物思いあるべし」と...
高神覚昇 「般若心経講義」
...夫婦に小児一人の飯米三斛(こく)五斗四升...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...樟脳(しょうのう)の五斗八升もふりかけて...
中里介山 「大菩薩峠」
...五斗米(とまい)のために身を屈(くっ)しても身を枉(ま)げても...
新渡戸稲造 「自警録」
...僕は『豈(あに)五斗米のために腰を折って郷里の小児に見(まみ)えんや』っていうような他人は好きですが...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...七尾駒三郎は中間小頭で六石五斗二人扶持...
久生十蘭 「ボニン島物語」
...二三里廻りの小島十四五斗...
久生十蘭 「ボニン島物語」
...暗闇の丑松の五斗兵衛市ころし...
正岡容 「下谷練塀小路」
...五斗兵衛市の殺し場とさらにその前席...
正岡容 「下谷練塀小路」
...「腰越の五斗」「宗玄の庵室」「日向島」「薄雪三人笑」など...
山本笑月 「明治世相百話」
...「五斗米教のお札を門(かど)に貼ってから...
吉川英治 「三国志」
...たちまち五斗米をかついで礼拝に来る者が...
吉川英治 「三国志」
...漢中の街は、邪宗門のあくどい彩(いろ)で塗りつぶされ、廟門には豚、鶏、織物、砂金、茶、あらゆる奉納品が山と積まれ、五斗入り袋は、十倉の棟にいっぱいになる...
吉川英治 「三国志」
...従って、五斗米教は、中央政府の認めている官許の道教として、いよいよ毒を庶民に植えつけて、今や巴蜀地方は、一種の教門国と化していた...
吉川英治 「三国志」
...この国の五斗米教(ごとべいきょう)の宗門大将軍張魯(ちょうろ)のところへ...
吉川英治 「三国志」
...酒五斗に、大きな羊を、丸焼きのまま銀盤に供えて喰(くら)わせた...
吉川英治 「三国志」
...真槍を把(と)って積み重ねてある五斗入りの米俵を...
吉川英治 「新書太閤記」
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