例文・使い方一覧でみる「五寸」の意味
スポンサーリンク...胸三寸といわず、胸五寸といった表現もある... 
...五寸計（ゴスンバカリ）ナル犢（コウシ）ノ角...
泉鏡花 「縁結び」
...二人は二尺五寸ほど離れて歩き出した...
魯迅 井上紅梅訳 「明日」
...モニカの千太郎は顔面に三ヶ所と肋（あばら）を五寸ほど斬り下げられ...
海野十三 「ヒルミ夫人の冷蔵鞄」
...五寸ほどひらくと...
江戸川乱歩 「青銅の魔人」
...彼は未明のうちに五寸口の花火の筒を作男に担がせて裏山へ登った...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...五寸、六寸、七寸、尺などという寸法は熊手の曲った竹一本の長さできまる...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...中には尾鰭（おひれ）の長さ五寸以上のものもあり...
太宰治 「新釈諸国噺」
...深雪の手には、細身の、五寸程の、懐剣が、握られていた...
直木三十五 「南国太平記」
...その洞（うつろ）の下を五寸ばかり掘ってみてくれ...
中里介山 「大菩薩峠」
...高さ五丈五寸、枝張五十三間を数えられる玄関の松なのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...傷は左肩の下五寸ほどのところ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...下水の中から」泥だらけになつて居る一尺五寸もあらうと思ふ槍（やり）の穗（ほ）を振り廻して...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...差しわたし一尺五寸...
久生十蘭 「ひどい煙」
...その櫃は長さ僅に三尺五寸ばかりで...
穂積陳重 「法窓夜話」
...みちのはばが五寸ぐらいになったり...
宮沢賢治 「風の又三郎」
...広一寸弱長四五寸の片木なり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...以前は船の形をした一尺五寸ばかりの石が御神体でありました...
柳田國男 「日本の伝説」
...背丈は五寸たっぷり...
山本周五郎 「風流太平記」
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