...重富附近にては厚さ五分に過ぎず...
石川成章 「櫻島噴火の概況」
...五分五分に考へて貰ふの...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...九時に野宿所を出発して三時十五分に平岳沢と白沢の出合に下った...
高頭仁兵衛 「平ヶ岳登攀記」
...三堀川は十時十五分に終った...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...けだし当時の人は女皇の談話七百語の六十五分にしてロンドンよりリバプールへ達したるを見て驚嘆したりとぞ...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...公式には大衆無産政党の議席は全議員の一割五分にも足りないのである...
戸坂潤 「一九三七年を送る日本」
...」「七時間と十五分になりますし...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ほんの十分か十五分に過(す)ぎなかつた...
夏目漱石 「それから」
...十時十五分になって...
久生十蘭 「泡沫の記」
...ちょうど三時五分になると...
久生十蘭 「キャラコさん」
...全長の三割五分にあたるわずか五千哩の海岸しか知られていないので...
久生十蘭 「南極記」
...今夜から十時四十五分にハネなくてはいかんとのお達しだ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...十一時十五分に高槻と銀座で待ち合せ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...十時五十五分に開くので...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...こちら八時四十五分に出てね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...少し早目に迎へを頼んで置いたので七時五分に放送局の自動車が來た...
室生犀星 「京洛日記」
...オレンドルフとワトキンスが電灯を点けた地下作業中九時四十五分に全く未知の性質を持つ奇怪な樽型化石を発見...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
...一尺五分に一尺七寸五分という小さい画ではあるが...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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