...どっちも五分と五分だった...
海野十三 「地球盗難」
...五分と五分の勝負だ...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...完全に五分と五分で傍を通り過ぎたのである! 彼は振り向いて見ようともしないで...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...これなら五分と五分――いや七分と三分ぐらいかも知れませんが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...これなら五分と五分――いや七分と三分位かも知れませんが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...今度のは大した容貌(きりょう)だ」「フーム」「これで五分と五分だ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...五分と五分の奴が相手だったら...
長谷川伸 「中山七里 二幕五場」
...五分と五分だ...
葉山嘉樹 「浚渫船」
...勝負はたいてい五分と五分であった...
山本周五郎 「花も刀も」
...どうころんだって五分と五分...
吉川英治 「江戸三国志」
...「こうなりゃ五分と五分だ...
吉川英治 「剣難女難」
...戦は五分と五分となり...
吉川英治 「三国志」
...乱暴は五分と五分です」「まあよいわ...
吉川英治 「私本太平記」
...「五分と五分の人間ではないか...
吉川英治 「私本太平記」
...五分と五分だ、ここまでは一切が五分で、一切が両人の碁(ご)か双(すご)六みたいなものよ、ほんとの知己に至るまでの闘いだった、としようではないか...
吉川英治 「私本太平記」
...五分と五分を持していた...
吉川英治 「新書太閤記」
...五分と五分の取引を考えているはずはない...
吉川英治 「平の将門」
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