...彼は従五位下の身分でした...
...従五位下への昇進を目指している...
...私の祖先は従五位下の武士でした...
...従五位下の位階について調べています...
...従五位下に昇進した人の名前が掲載されている...
...かう云ふ例外を除けば、五位は、依然として周囲の軽蔑の中に、犬のやうな生活を続けて行かなければならなかつた...
芥川龍之介 「芋粥」
...五位の方をふりむいて...
芥川龍之介 「芋粥」
...五位にも勧めながら...
芥川龍之介 「芋粥」
...空を飛ぶ五位鷺(ごいさぎ)の影も過(よ)ぎる...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...白髭あたり森影黒く交番所の燈のちらつくも静なるおもむきを添ふる折ふし五位鷺(ごいさぎ)などの鳴きたる...
永井荷風 「向嶋」
...従五位の槍の槍持(やりもち)がそれに後(おく)れじと飛んで行く...
中里介山 「大菩薩峠」
...翌日彼は正五位監事に補せられ月俸百円を給せられた...
本庄陸男 「石狩川」
...折々ひときわ鋭く五位鷺のやうな喉を振り絞つて余韻もながく叫びあげる声が朧夜の霞を破つて凄惨この上もなかつた...
牧野信一 「鬼涙村」
...また年若な五位などで...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...宇治の五位、その舅(しゅうと)の内舎人(うちとねり)などという以前に嚇(おど)しに来た人たちが来て、「お葬式のことは殿様と御相談なすってから、日どりもきめてりっぱになさるのがよろしいでしょう」などと言っていたが、「どうしても今夜のうちにしたい理由(わけ)があるのです、目だたぬようにと思う理由もあるのです」と言い、その車を川向かいの山の前の原へやり、人も近くは寄せずに、真実のことを知らせてある僧たちだけを立ち合わせて焼いてしまった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...従五位下の兵部少輔に任じ...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...またこの組合長は村で五位の...
横光利一 「夜の靴」
...これはそのとき十九歳の五位ノ藏人(くらんど)經光が目撃してその日記『民經記』にかいてゐる状況である...
吉川英治 「折々の記」
...が、かさねて優渥(ゆうあく)なお沙汰を賜うて、従五位下、左近衛少将に叙任(じょにん)せられた...
吉川英治 「新書太閤記」
...従五位を授けられたほどである...
吉川英治 「平の将門」
...五位の尉(じょう)に昇るなど...
吉川英治 「日本名婦伝」
...従五位との間の相違のあまりにも著しいのに驚かざるを得ない...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...(2)従五位は禄三十四石余...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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