...俊寛が乗るは云云(うんぬん)の文句は...
芥川龍之介 「澄江堂雑記」
...狭夜(さよ)も漸(やうやう)更け行きて云云(うんぬん)」と...
芥川龍之介 「澄江堂雑記」
...泣く/\屍をいだきて家にかへり、床に安して、さて、しめやかに青き燈の下に、勉めてふたゝび机に就けば、稿本は開きて故の如し、見れば、源氏の物語、若菜の卷、「さりとも、琴ばかりは彈き取り給ひつらむ、云云、晝はいと人しげく、なほ、ひとたびもゆしあんずるいとまも、心あわたゞしければ、夜々なむしづかに、」云云、「ゆ」は「搖ること」なり、「あんずる」は「按ずる」にて、「左手にて絃を搖り押す」なり、又、紅葉の賀の卷、「箏の琴は、云云、いとうつくしう彈き給ふ、ちひさき御程に、さしやりてゆし給ふ御手つき、いとうつくしければ、」おのれが思ひなしにや、讀むにえたへで机おしやりぬ、この夜一夜、おのれが胸は、ゆしあんぜられて夢を結ばず...
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」
...雲林石譜(うんりんせきふ)にいふ鐘乳(しようにう)の転化(てんくわ)して石になるならん云云...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...天下の広(ひろ)きには珍奇(ちんき)なる事おほきものなりけり云云...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...速やかに楽土に遷(うつ)れよ云云...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「蓮花公主」
...云云...
永井荷風 「桑中喜語」
...云云」地理学者の言い分はよくわかったが...
久生十蘭 「南極記」
...それらの症状に就いて云云すれば際限もないはなしであるが...
牧野信一 「心悸亢進が回復す」
...そこで問題解決で筆を馳せ云云せにゃあならんことは...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...云云」(嘉永三年...
南方熊楠 「失うた帳面を記憶力で書き復した人」
...紀行の詩を云云するが如きに至つては...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...人情の極至は水仙花云云(うんぬん)の語に在らずして此語に在る...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...御城坊主抔は十五の新妾出来候故云云...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...又其死を云云した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...【二】學は云云...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...【一九】其文辭云云...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...【四三】天道云云...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
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