...何とか小僧万太(まんた)と云うんだ...
泉鏡花 「婦系図」
...それがいい」私はよい所へ気がついたと云う意味で答えた...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...待ちかねていたとでも云うようにして丸髷(まるまげ)の美しい女が出て来た...
田中貢太郎 「二通の書翰」
...そんな家は聞きませんね」「壮(わか)い女と婢女(じょちゅう)の二人暮しだと云うのですが」「壮い女と婢女の二人暮し...
田中貢太郎 「牡丹燈籠 牡丹燈記」
...満更そう云う消息に暗くないことを示した...
谷崎潤一郎 「細雪」
...お書きになって下さい」私は彼の云う通りにしました...
コナンドイル Arthur Conan Doyle 三上於莵吉訳 「株式仲買店々員」
...憂欝狂(ゆううつきょう)と云う訳でもなく...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...だが之は云うまでもなく大衆の事柄であって...
戸坂潤 「『唯研ニュース』」
...「今は昔より下落したと云うのかい...
夏目漱石 「野分」
...実際正月と云うものは予想外に煩瑣(うるさ)いものですね...
夏目漱石 「門」
...音さえ出なけりゃと云うが...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...――十三の時に子供を産んだと云うお君さんは...
林芙美子 「新版 放浪記」
...ここ四五年と云うものは私達はときおりお互の噂を聞き合う位で...
堀辰雄 「菜穂子」
...私の知識と意志で出来るだけ衛生に叶った生活法をやって行って、さて、主観的に自覚されない微妙な均衡の破れで、不意と私が生きつづけられなくなったとしたら、其はどうも困るわ、貴方には、御免下さい、と云うしかない...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...どうしたらいいでしょうと云うことでした...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...果して死んだかと云う事からが...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...真底から兄事しているようすでなにごとも秀之進の云うままだった...
山本周五郎 「新潮記」
...ついでに云うが、その頃の名騎手カンザキの名は、ぼくら幼童の耳にも、英雄の如きひびきと憧憬をもたせたものである...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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