...今の家庭を云々するものも...
伊藤左千夫 「家庭小言」
...人は必ず政体を云々し宗教を云々し学問を云々す...
伊藤左千夫 「茶の湯の手帳」
...別に権利義務を云々しなくともお内儀さんの命令は行われ...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...柘枝仙媛云々と云えるは...
高木敏雄 「比較神話学」
...殊に抃悦すと云々...
太宰治 「右大臣実朝」
...狐鳴くこと度々に及ぶと云々...
太宰治 「右大臣実朝」
...傲慢(ごうまん)の芸術云々という個所があった...
太宰治 「虚構の春」
...国民の最も戒心を要する重大問題である」云々...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...今更云々して賠償金を取立てるがように...
永井荷風 「申訳」
...百姓がいよいよ増長する――云々(うんぬん)...
中里介山 「大菩薩峠」
...今度(こんど)は野路(のぢ)や空(そら)云々(うん/\)といふ題句(だいく)やら書體(しよたい)やらに就(つ)いて語(かた)り出(だ)した...
夏目漱石 「門」
...当地の小学校へ入学せしめ……」云々といふ手紙を...
牧野信一 「サクラの花びら」
...――余は寧ろ君の酔態に好感を持つ云々といふやうなことを云つて俺を驚かせた...
牧野信一 「ひとりごと」
...吉本出演に際して襟垢云々と言われたのも...
正岡容 「わが寄席青春録」
...七日刑を行わず(人を殺さず)またこの義なり云々...
南方熊楠 「十二支考」
...『類聚名物考』二八五に土御門(つちみかど)大臣「君が代は諫めの鼓鳥狎(な)れて、風さへ枝を鳴らさゞりけり」、三二〇に「今の世に禁庭八月の燈籠の作り物等に鼓上に鶏あるを出す、諫鼓苔深くして鳥驚かずの意より出(い)づと、云々、此方(こなた)の上世は専ら唐制を移されたれば、恐らくは金鶏の作り物にやあるべき」とありて、封演の『聞見記』を引き、唐朝大赦ある時、闕下(けっか)に黄金の首ある鶏を高橦(こうとう)の下に立て、宮城門の左に鼓を置き、囚徒至るを見てこれを打ち、赦を宣(のたま)えおわりて金鶏を除く、この事魏晋已前(いぜん)聞えず、後魏または呂光より始まるという...
南方熊楠 「十二支考」
...今この近郷六月朔日に燎火(にわび)を焼くはその時の名残である云々(新編武蔵風土記稿百九十一)...
柳田国男 「年中行事覚書」
...手段ノ内容ヲ明カニスベキヤ――云々――……どうです諸君...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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