例文・使い方一覧でみる「二言三言」の意味
スポンサーリンク...二言三言言っても時間がないので早く本題に入りましょう... 
...明日のプレゼンの準備をする時間があまりないので、二言三言で説明してください...
...二言三言伝えることができれば、それで十分です...
...長くても二言三言の感想をもらえると嬉しいです...
...この話はあまり重要ではないので、二言三言で済ませてもらって構いません...
...夫は二言三言彼女を叱つた...
芥川龍之介 「秋」
...技師先生心中（しんちゅう）非常に激高（げっこう）、なお二言三言、いっそう権柄（けんぺい）に命令（めいれい）したけれど、花前のことだから冷然（れいぜん）として相手（あいて）にならない...
伊藤左千夫 「箸」
...そうして二言三言話しあっている内に...
江戸川乱歩 「算盤が恋を語る話」
...二言三言記者の問ひに答へてゐた...
薄田泣菫 「茶話」
...恥しいのでうぶな姿を茂みに潜ませて聞き手が沈默してゐるのを知つてゐる樣に啼き出す耳の故かも知れないが啼き初める時の二言三言は未だ少し下手だ...
千家元麿 「自分は見た」
...これでお別れをいたしましょう」と彫像のように突っ立っているシャアを見上げて二言三言また何か言葉をかけられた...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...何か頻りに二言三言言つてゐましたが...
田山録弥 「一少女」
...もっぱら談話をリードしているその中の一人が何か二言三言言ったと思うと他の二人が声をそろえて爆笑する...
寺田寅彦 「三斜晶系」
...二言三言（ふたことみこと）いひ争ふうちに刀（かたな）を抜（ぬ）いて...
夏目漱石 「それから」
...代助も二言三言この細君から話しかけられた...
夏目漱石 「それから」
...平次は佐吉に逢って、二言三言、爺やに訊（たず）ねたような事を繰り返して、ガラッ八と二人遠州屋の裏口から出ました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ほんの二言三言で用は済むのだ...
長谷川伸 「瞼の母 二幕六場」
...何か二言三言ささやいてから『分ったね？』とつけ加えただけであったが...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj（Николай Васильевич Гоголь） 平井肇訳 「死せる魂」
...知事夫人は二言三言口をきくと...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj（Николай Васильевич Гоголь） 平井肇訳 「死せる魂」
...二言三言、言うだけで、状況ががらりと変わるのに...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...二言三言でわたしはバルブレンの死んだこと...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...口の中で二言三言つぶやいただけだった...
蘭郁二郎 「植物人間」
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