...日置忍男第一物部太都夫第二物部丹濃第三物部少歳第四といふ順であるべきを...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...クロニデースは意地あしく君に二物を施さず...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...天二物を與へずとは言ひながら...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...自らいくばくも快きをおぼえず頬の肉落ちぬと人の驚くに落ちけるかもとさすりても見しいぶせきに明日は剃らなと思ひつゝ髭の剃杭のびにけるかも二物質上の損失はおほくは同情者の手によりて容易に補給せらるべきも...
長塚節 「長塚節歌集 下」
...二物体の一方が消滅し他方が保存され...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...これらの二物体の外観に関してであり...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...両側の二物体にどんな変化も生じさせずに消滅すると仮定できるので...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...上述のように位置する二物体は...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...二物体間の距離は...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...その二物の軽重緩急を察して...
福沢諭吉 「学者安心論」
...天二物を与へず...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...その理屈めきて聞ゆるは二事二物を相対して言う意味ながら一事一物をのみ現し他を略したるがためにして...
正岡子規 「あきまろに答ふ」
...しかし前にも言うごとく「梅も桜も」というように二物以上相対物が文字上に現われたる場合は理屈臭からず聞え候...
正岡子規 「あきまろに答ふ」
...しかも二物とも夏にして時鳥の音の清(きよ)らなる蓴菜の味の澹泊なる処...
正岡子規 「俳諧大要」
...またこの二物のみ残ったからだ(『グジャラット民俗記』五四―一五六頁)...
南方熊楠 「十二支考」
...この二物乳多からしむと『本草』に見ゆるにこれを忌んだは...
南方熊楠 「十二支考」
...頸聯に「二物客歳所得...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...志保は春庵に二物を得むことを請うた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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