...畳んだ免状を受取ると後向きに二歩退き...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...その第二歩は實際にこれからだ...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...そして、じっとピストルのねらいをさだめながら、一歩、二歩、三歩、賊のほうへ近づいてくるのです...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...二人が互に二歩の距たりに立った時...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...ハイ」と慌てたように一二歩前へ出てきて...
徳永直 「冬枯れ」
...一歩二歩近づいていった...
豊島与志雄 「椿の花の赤」
...我を忘れて一二歩進み出た...
豊島与志雄 「電車停留場」
...一歩二歩(ひとあしふたあし)とだんだん路地の中へ進み入ると...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...その中(うち)に男の方(ほう)が二歩三歩(ふたあしみあし)先になって...
永井荷風 「ひかげの花」
...その一歩か二歩で渡つてしまへる処をなぜにわざわざつかまへて俳句の趣向にしたのであらうか...
正岡子規 「病牀六尺」
...大将「前列二歩前へおいっ...
宮沢賢治 「饑餓陣営」
...省三は思わず一二歩進み出して...
三好十郎 「冒した者」
...後を振返りつつ)自二 斬るかっ、この辺で自三 いかん! ここじゃいかん! とにかく、寺へ報告しろ!自四 藩閥の犬め! 畜生!自五 富永先生を山へっ!五人足を踏み鳴らして叫びつつ、本舞台にかかり、その中の二人ばかり、道を迂回するのが、まどろこくなって、いきなり稲田の中に一、二歩踏み込む...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...二歩(ふたあし)...
室生犀星 「香爐を盗む」
...二歩あるいて三歩止どまり...
室生犀星 「星より來れる者」
...二歩と進んで来た...
山本周五郎 「似而非物語」
...染みつきそうな黴の強い臭いの襲って来る中を三二歩四人が中へ這入り込んだ...
横光利一 「旅愁」
...一歩、二歩、三歩と...
吉川英治 「三国志」
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