...生命力は物質法則の作用にたいし二次的なものと考え...   
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」 
...死亡者は多く二次的な出血も非常に多かった...   
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」 
...もう一度出直して第二次的な土地を廻ってみることにしても...   
谷譲次  「踊る地平線」 
...この視角からすれば二次的な或いは無用な配慮でしかないと考えられる場合さえ少なくない...   
戸坂潤  「イデオロギー概論」 
...第二次的な言わば高次の対象である処の表現である...   
戸坂潤  「科学論」 
...(ロック風に云えば)云わば第二次的な性質を有つ...   
戸坂潤  「クリティシズムと認識論との関係」 
...之に反して科学に対しては単に二次的な付け足しに過ぎないと考えられるならば...   
戸坂潤  「思想としての文学」 
...科学や文芸を便宜上低級にされた二次的な科学や文芸で以て置きかえることではなくて...   
戸坂潤  「思想としての文学」 
...批評機能を次第に第二次的なものに落して...   
戸坂潤  「思想としての文学」 
...之から第二次的なものとして導き出された一結果に他ならないのであり...   
戸坂潤  「思想としての文学」 
...(これは第二次的なことだが)人間の誰もが...   
中島敦  「狼疾記」 
...習慣から生じるのは間接的かつ二次的な仕方においてなのである...   
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」 
...却て第二次的なものである...   
三木清  「歴史哲學」 
...二次的なものとの差別のわかるところで...   
宮本百合子  「獄中への手紙」 
...せいぜい附帯的二次的な事柄にすぎない...   
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」 
...それはむしろ二次的な仕事ともいえる...   
柳宗悦  「民藝四十年」 
...これに比べるなら「富」や「力」の如き二次的なものであろう...   
柳宗悦  「民藝四十年」 
...日本人の心生活は隋唐文化圏内にあってただ民族的地方的の第二次的な特長を保持したに過ぎない...   
和辻哲郎  「日本精神史研究」 
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