...その頂上に悪魔の歯を二本立てたような岩が...
板倉勝宣 「山と雪の日記」
...一枚帆のマストを二本立てられるようになった...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「歌う白骨」
...本箱の上に釘(くぎ)を二本立ててその間にわずかに三寸四角ぐらいの紙を張ったのがスクリーンである...
寺田寅彦 「映画時代」
...ただ門柱を二本立てたに等しい...
豊島与志雄 「文学以前」
...……仕切りと云っても只棒を二本立てて...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...引廻しの者の先へ抜身の槍を二本立てる...
中里介山 「大菩薩峠」
...十三太い角柱を二本立てて門と云う...
夏目漱石 「虞美人草」
...茶色の足を二本立てたまま...
夏目漱石 「坑夫」
...小さい本箱が(二本立て)一つあるのよ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...初め二本立ての予定が三本立てになったもんですから...
三好十郎 「好日」
...二本立てが否決されちまったんです...
三好十郎 「好日」
...その内に又二本立てで公演すると言った折が有れば...
三好十郎 「好日」
便利!手書き漢字入力検索