...早速その二戸分を家賃二十八円で借り受け...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...後二戸(ニノヘ)郡を岩手県に附し...
太宰治 「津軽」
...ヒラメの家は、大久保の医専の近くにあり、書画骨董商、青竜園、だなどと看板の文字だけは相当に気張っていても、一棟二戸の、その一戸で、店の間口も狭く、店内はホコリだらけで、いい加減なガラクタばかり並べ、(もっとも、ヒラメはその店のガラクタにたよって商売しているわけではなく、こっちの所謂旦那の秘蔵のものを、あっちの所謂旦那にその所有権をゆずる場合などに活躍して、お金をもうけているらしいのです)店に坐っている事は殆ど無く、たいてい朝から、むずかしそうな顔をしてそそくさと出かけ、留守は十七、八の小僧ひとり、これが自分の見張り番というわけで、ひまさえあれば近所の子供たちと外でキャッチボールなどしていても、二階の居候をまるで馬鹿か気違いくらいに思っているらしく、大人(おとな)の説教くさい事まで自分に言い聞かせ、自分は、ひとと言い争いの出来ない質(たち)なので、疲れたような、また、感心したような顔をしてそれに耳を傾け、服従しているのでした...
太宰治 「人間失格」
...泥履声中掩二戸居一...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...すべてで百四十二戸であつて...
蜷川新 「天皇」
...ハネて珍客二戸儚秋と山野一郎を連れて飲む...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...那波に二戸のことを頼む...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...二戸が一緒、映画昔ばなしに夜を更かす...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...東京から二戸儚秋来り、二戸の友近藤、ブラック・ホワイト一本持参...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...二戸・国光・小笠原等も一緒に大雅へ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...一戸前、二戸前、三戸前――、彼女は、蔵は望まない――土蔵までを切ろうとは思わない――その三斎とやらの寝間にしのび込んで、机元から盗み出してやりたいのだ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...仮令(たとえ)安ものでも二戸郡のものは見直さるべきだと思います...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...陸中胆沢(いさわ)郡姉体村または陸奥(むつ)二戸(にのへ)郡姉帯村などのアネタイなども...
柳田國男 「地名の研究」
...一戸や二戸でそんなものを支弁しても...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...陸中二戸(にのへ)郡の深山で...
柳田国男 「山の人生」
...すっかり毀れて人の住めないところが十二戸もあり...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...二戸建ての古屋があり...
山本周五郎 「季節のない街」
...横丁の古い二戸建てなんだが...
山本周五郎 「さぶ」
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