...二戸(と)をなぐりつける雨(あめ)の中(なか)に...
泉鏡太郎 「十六夜」
...後二戸(ニノヘ)郡を岩手県に附し...
太宰治 「津軽」
...土蔵の二戸前もあって...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...二戸前の土藏を後に背負つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ハネて珍客二戸儚秋と山野一郎を連れて飲む...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...二戸とその友中村来り...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...二戸・国光・小笠原等も一緒に大雅へ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...二戸と東宝支社宣伝部の浅野秀治とを...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...二戸儚秋・橘弘一郎・大黒東洋士・近藤経一・樋口正美・早田秀敏・南部僑一郎・鈴木重三郎と並ぶ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...一戸前、二戸前、三戸前――、彼女は、蔵は望まない――土蔵までを切ろうとは思わない――その三斎とやらの寝間にしのび込んで、机元から盗み出してやりたいのだ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...二戸(にのへ)郡の浪打(なみうち)村鳥越(とりごえ)が最も沢山作る部落であります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...同じ二戸郡に姉帯(あねたい)村と呼ぶ所があって...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...独り陸中二戸(にのへ)郡の仕事だけである...
柳宗悦 「陸中雑記」
...ちょうどふつうの家の屋根が二戸(こ)葺けるだけの...
柳田国男 「母の手毬歌」
...陸中二戸(にのへ)郡の浄法寺(じょうほうじ)村などで...
柳田国男 「山の人生」
...綿文は角店(かどみせ)で、土蔵が二戸前...
山本周五郎 「さぶ」
...小さな二戸建の家があり...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...今は其れが私人の有に帰して二戸に分れ...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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