...(阿吽二字:二つの概念、または言葉を表す漢字の意味)...
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芥川龍之介 「廿年後之戦争」
...手古奈の母が其名譽な家から今の足人(たりと)(手古奈の父)に嫁いで小さな家に居るのは只相戀の二字之を説明して餘りある訣だが...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...四段目の四数字のうち□74□と二字だけ分ったのは...
海野十三 「暗号数字」
...だから暗号文の第二字はKとなる...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...親(おや)という二字と無筆の親は言い...
太宰治 「親という二字」
...せいぜいで二字くらいしか読めない...
寺田寅彦 「浅草紙」
...そしてその二字は彼女についてつかみ得た最初のものだった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...二十三森本の二字はとうから敬太郎(けいたろう)の耳に変な響を伝える媒介(なかだち)となっていたが...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...宗助はただ洋々の二字が彼の前途に棚引(たなび)いている気がしただけであった...
夏目漱石 「門」
...僕も一つ新機軸を出して俳劇(はいげき)と云うのを作って見たのさ」「俳劇たどんなものだい」「俳句趣味の劇と云うのを詰めて俳劇の二字にしたのさ」と云うと主人も迷亭も多少煙(けむ)に捲(ま)かれて控(ひか)えている...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...すべて御用の二字を付くれば...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...自立の二字が用いられている...
穂積陳重 「法窓夜話」
...これで「蓑笠」の二字が生きて来たと闇のなかにひとり微笑した...
本庄陸男 「石狩川」
...人タルモノ火ヲ使用スルニ愼謹ノ二字ヲ以テセザル可ケンヤ明治十二年十二月十三日中學校第七級生南方熊楠十二年九ヶ月教育ヲ主トスル文夫レ國ハ人民ノ群居シ成レルニシテ...
南方熊楠 「作文三篇」
...請負の〔二字分空白〕さんも居るだらう...
宮沢賢治 「山地の稜」
...ヤトといって谷戸の二字を宛てている...
柳田國男 「地名の研究」
...約四七二字である...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...一枚一一二字で割り切れてちょうど三枚になる...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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