...(阿吽二字:二つの概念、または言葉を表す漢字の意味)...
...十二億は一行目(ア行)の第二字という意味ですからイです...
江戸川乱歩 「算盤が恋を語る話」
...一册は葛卷の二字芥川の二字の印...
小穴隆一 「二つの繪」
...どこまでも事実を事実とし「鉱毒」の二字を削除するのを拒絶して...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...二字名の偽名を二つ教わっていたのを...
大杉栄 「日本脱出記」
...構光利一を駑馬(どば)の二字で片づけ...
太宰治 「もの思う葦」
...「女人」の二字を口にするのが...
谷崎潤一郎 「二人の稚児」
...ところで「天照」といふ二字を冠つた神社が割合に近畿地方に多數ある...
内藤湖南 「近畿地方に於ける神社」
...歴年の下に無主の二字を加へたるなどは...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...御用の二字……ははあ...
中里介山 「大菩薩峠」
...彼はこの時たちまち森本の二字を思い浮かべた...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...これは漢名小蒜の二字に基づいた紙上の名であるといってよい...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...「五年生の人は読本(とくほん)の(二字空白)ページの(二字空白)課をひらいて声をたてないで読めるだけ読んでごらんなさい...
宮沢賢治 「風の又三郎」
...そのとき汽車のずうっとうしろの方からあの聞きなれた〔約二字分空白〕番の讃美歌のふしが聞えてきました...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...神亀五年の古鈔跋文中に長王の二字あり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...二字の名乗を口にするを避けた日本人の習性からでも推測することができる...
柳田國男 「地名の研究」
...二字姓は至ってまれである...
吉川英治 「三国志」
...(虚無)の二字を宙に書いて...
吉川英治 「親鸞」
...これは一一二字の四倍四四八字と一二〇字の四倍四八〇字とのちょうど中間にある...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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