...(阿吽二字:二つの概念、または言葉を表す漢字の意味)...
...(五十二字削除)というものを組織したことがあった...
大杉栄 「日本脱出記」
...むしろ「因縁」という二字が大事だということです...
高神覚昇 「般若心経講義」
...詳しく言えば「冬籠かな」というべき「かな」の二字が省略されて...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...その二字とも別に珍しい字ではありませんでした...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...自分の書いた所は一字か二字しか残っていない事もあった...
高村光太郎 「美術学校時代」
...独慎――この二字を今年の書き初めとして...
種田山頭火 「独慎〔扉の言葉〕」
...日本の外交は何と云っても成功の二字につきている...
戸坂潤 「思想議会たるを知れ」
...最後には覚悟房という僧にわが名の二字を書かせて...
中里介山 「法然行伝」
...彼の頭の中には職業の二字が大きな楷書(かいしょ)で焼き付けられていた...
夏目漱石 「それから」
...この二字の前に怪訝(けげん)な思いをしなければならなかった津田は...
夏目漱石 「明暗」
...二字送り三字送りは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...……これでおれの手に『五』と『大』の二字が手に入ったから...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...台石に池田の二字が緑青いろに刻まれてゐて...
正岡容 「巣鴨菊」
...映画の二字は本山荻舟の命名だと聞く)でピックフォードの住所を査べては怪し気な英文でラヴレターを書送り誰のサインやら分つたもんぢやないスティールをおくつてもらつては家宝とした...
正岡容 「大正東京錦絵」
...その花の名の二字の...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...疑いもなく久木の二字を合したでそれが俗様の杉の字と混じやすいために...
柳田國男 「地名の研究」
...また二字を書き加えた...
吉川英治 「三国志」
...(虚無)の二字を宙に書いて...
吉川英治 「親鸞」
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