...英蘭二女史の畫を始め...
大町桂月 「町田村の香雪園」
...同家では最近二女某(二二)さんに養子を迎えたが...
太宰治 「桜桃」
...南独逸の半ば以上を占め、ガンブリヌス(麦酒神)の恵みを受ける豊饒な国に九百三十万の民草を統治するバイエルン国王――十一世紀以来、この国に君臨していたヴィテルスバッハ家の正統、十九歳で王位にのぼり、物語のような富と、数々の王城と、俊秀な叡智と、その詩才と、寛大な芸術の保護者たるゆえに全ヨーロッパに知られ、ユンケル(南部独逸貴族)の仰慕の的であった独逸の若い王、ルウドイヒ二世は、登位すると間もなく、精神上に影響を齎す特殊な憂鬱と、感覚の病的な鋭さにひどく悩まされている風であったが、八年ほど前から、孤独と隠棲に強い執着を示すようになり、マクス公の二女、ゾフィーエ公女殿下(後、アランソン公夫人として美貌をもって知られた)との婚約も解消し、首都ミュンヘンの南、チロル・アルプスをのぞむ幽邃な湖沼地帯の景勝の地に、幻想の赴くままに、つぎつぎに造営した、驚くべき耽美主義の城の中にひきこもって、完全に姿を見せないようになった...
久生十蘭 「泡沫の記」
...……一八八九年、アレクサンドル・オベノイッチ五世は露国皇后の女官ナジーヤ・スコロフを妃として、二女を挙げた...
久生十蘭 「墓地展望亭」
...不可思議は天に二日のあるよりも我が体に鳴る三つの心臓先に七瀬八峰の二女を双胎として生んだ体験から今度もきつとさうだと思ひ込まれて作られた歌である...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...夫人が姉君に代えて二女を許そうとしていることが少しもうれしいふうでないのは...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...休庵の二女は此水越氏の出(しゆつ)である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...日野両老人、浦安二女、主人平治等也...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...琴の二女を保護してゐたであらう...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...一男二女を生んだ...
森鴎外 「渋江抽斎」
...二女は長(ちょう)を智秀(ちしゅう)と諡(おくりな)した...
森鴎外 「渋江抽斎」
...そこへ矢島玄碩の二女...
森鴎外 「渋江抽斎」
...三子二女を生ませた...
森鴎外 「渋江抽斎」
...三十二女は車の窓から手を出して...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
...ということで、まえの日に、麻布谷町の安倍から、料理人がよこしてあり、また、その日は朝はやく、二女の佐枝が、若い召使を三人つれて、手伝いに来た...
山本周五郎 「山彦乙女」
...だがそこへ、この家の二女の、佐枝が現われた...
山本周五郎 「山彦乙女」
...ララの二女優が文豪を讃歎する二篇の詩を交代に歌つて満場総立(そうだち)の拍手の中に式が終つた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...みせしめ(私刑)にかけろ」二女一人だ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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