...自レ郡至二女王國一...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...而不レ屬二女王一...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...先夫長政との間の二女を引連れて...
中里介山 「大菩薩峠」
...斜に射すランプの光で唄って居る二女の顔が冴えて見える...
長塚節 「太十と其犬」
...老爺さんの二女――総領娘はある大名邸(やしき)に御殿奉公をしていた――私の母は九歳だったが...
長谷川時雨 「木魚の顔」
...二女をかかえて洗い晒(ざら)しの浴衣(ゆかた)一枚になったことだった...
長谷川時雨 「竹本綾之助」
...少女は横浜の生糸仲買人の二女で陶(すえ)と言い...
久生十蘭 「湖畔」
...二女(ふたり)は今まで争ッていたので...
広津柳浪 「今戸心中」
...オルコット女史は、二女で、この「若草物語」のジョウに作者の面影が出ていますが、文筆の才に恵まれ、教鞭をとるかたわら、作家志願の精進をつづけ、二十三才のとき、「花物語」という処女作を出しました...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...大山祇其二女姉妹を進む...
南方熊楠 「詛言に就て」
...日本にもしたしまれているキュリー夫人の二女エヴ・キュリーは...
宮本百合子 「明日の知性」
...蔵人少将を母夫人への義理で二女の婿にもと思い...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...二女王(にょおう)ともに天性の気品の高さに...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...二女智貌童女は文化九年中生れて七日にして夭した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...壬申に二女智貌童女が夭し...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...蕃寛には二子二女があった...
森鴎外 「渋江抽斎」
...二女のおいちが四歳...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...かの水(しょうすい)の殿楼(うてな)――銅雀台(どうじゃくだい)に二女を迎えて...
吉川英治 「三国志」
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