...精舎(しようじや)の段の前面にたゞ僧兵の二十人...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...日本国民として、この上もなく恥ずかしい殺人が、十人、二十人、三十人と、数を増していった...
海野十三 「空襲警報」
...一年(ひとゝせ)四月の半(なかば)雪の消(きえ)たる頃(ころ)清水村の農夫(のうふ)ら二十人あまり集(あつま)り...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...二十人ばかりの人間が急いでこちらへやつて來る姿勢をしてゐる...
竹久夢二 「砂がき」
...船ごとに*ボイオーチアの健兒らは乘り込む一百二十人...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...すなわち日給をもらってただ単に働く人は二十人以上あって...
中里介山 「大菩薩峠」
...二十人の女工の色塗りの仕上げ高が...
林芙美子 「新版 放浪記」
...二十人の人間のことよりも...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...これが二十人近くは有る...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...昨日上州の方から来た二十人から上の壮士は...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...二十人前で二十銭あれば充分です...
村井弦斎 「食道楽」
...この不景気と事業不振で先月の末に二十人ぐらいの工員の馘(くび)を切ったのです...
森下雨村 「五階の窓」
...ギッシリ詰めたら二十人位乗れよう...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...イヨイヨそれと目星を附けて水も洩らさねえように手配りをきめた二十人ばかりのプレーグの配下(てした)が...
夢の久作(夢野久作) 「人間腸詰」
...少なくとも二十人以上と思われる人数が...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...以下二十人ほどの侍(さむらい)がつづいてゆく...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...同行(ドウカウ)常ニ二十人バカリ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...一六二〇年には二十人...
和辻哲郎 「鎖国」
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