...」と庭師は寶石を殆ど同じ位に二分してから...
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「帽子箱の話」
...愚考にては前にも申上候通り募集句を二分して違う部分を見ても宜しと存候...
高浜虚子 「子規居士と余」
...私の本名は、植村宗一で、植を二分して、直木と匿名にし、当時三十一であったから、直木三十一、翌年三十二と、一目上りに変えてきて、三十五で止めたのであるが――この与一兵衛は、大和国箸尾村の土豪であった...
直木三十五 「死までを語る」
...四十七才長男――昂生長女――木の實身長――五尺五寸六七分體重――十二貫百位筆名の由來――植村の植を二分して直木...
直木三十五 「著者小傳」
...天下は二分してしまう」「それでも...
直木三十五 「南国太平記」
...天下を二分していたのだが...
中里介山 「生前身後の事」
...詩の形式を二分しているところを見ると...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...しかし「大道」と「道ばた」とに材料の出所を二分してそれによって「社会的価値」を区別しようとする材料一元論も首肯(しゅこう)できません...
平林初之輔 「ブリユンチエールの言葉について」
...ところで私が生誕したころの練塀小路の河内山旧邸は已にその当時二分して...
正岡容 「下谷練塀小路」
...或は根源的に二分してゐてそれが合体し得る場合か...
三木清 「ゲーテに於ける自然と歴史」
...二分してつかうと大いにいいのですね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...市中を二分してあるのである...
森鴎外 「大塩平八郎」
...いい加減に二分して左右の内ポケットに突込んだ私は...
夢野久作 「けむりを吐かぬ煙突」
...月の入り甲軍の作戦内容は、大略、全軍を二分して、例の啄木の戦法で、敵の一面を搏(う)ち、一面を捕捉(ほそく)殲滅(せんめつ)するにある...
吉川英治 「上杉謙信」
...二分して観(み)れば...
吉川英治 「黒田如水」
...荊州の兵力を二分して...
吉川英治 「三国志」
...二分しているところに...
吉川英治 「新書太閤記」
...今三時三十八分だからもう二分してきっちり四十分からにしよう』というと水島は相変らず無造作に『ウン』と軽くいったきり目をつぶっている...
蘭郁二郎 「息を止める男」
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