...「二個」は熟語ではありません...
...二個勢力に結成せらるるまでが人類歴史の現段階であり...
石原莞爾 「戦争史大観」
...三段十二個になってならんでいるのを発見した...
海野十三 「金属人間」
...小さな車輪が左右で十二個つき...
海野十三 「未来の地下戦車長」
...必ず守らざる可からざる二個の要件あり...
高木敏雄 「比較神話学」
...此二個は、共に欧羅巴の説話なり...
高木敏雄 「比較神話学」
...其中に二個の異分子を含む...
高木敏雄 「比較神話学」
...二個の形式を区別す可し...
高木敏雄 「比較神話学」
...茲に二個の疑問あり...
高木敏雄 「比較神話学」
...二個の鉄管を熱汽の中に六尺か十尺の間通すことによって...
高浜虚子 「別府温泉」
...渇いた喉に蜜柑を二個貪り吸うと...
豊島与志雄 「人の国」
...その途端(とたん)にころがり出したのが炭団(たどん)ほどな火薬二個...
中里介山 「大菩薩峠」
...現に今晩も二個所の夜会に出席しなきゃなりません...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「鼻」
...食卓がたった二個しか据えてない小さな店だのに...
細井和喜蔵 「女給」
...アウッスーリエー氏(Haussoulier)もまた二個の石片を発見して...
穂積陳重 「法窓夜話」
...いわば二個の焼点を持った橢円形のような者であったのであります...
正岡子規 「俳句上の京と江戸」
...二個入れて煮れば生臭味を去る...
村井弦斎 「食道楽」
...それは常に一個とか二個とかに限られていなくて...
室生犀星 「陶古の女人」
...一瀬が刀の刃(は)二個処いちじるしくこぼれたるが...
森鴎外 「みちの記」
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