...と二人で相談している...
板谷波山 「美術学校時代の岡倉先生」
...家で姉と二人で母の帰りを待っていたが...
上村松園 「母への追慕」
...叔父さんと二人でお遊びになる...
鈴木三重吉 「桑の実」
...もう今までに何遍も二人で此処ら辺(へん)散歩したことがあるからなんです...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...」アランはゆっくり口を開いた「僕ら二人でここを出たらこの霊的存在から逃げられるだろうか? そしたらついてきてくれるかい?」「距離は解決にならないでしょう...
O. H. ダンバー O. H. Dunbar The Creative CAT 訳 「感覚の殻」
...やがて二人で小夜子の家(うち)で晩飯を食べるつもりで...
徳田秋声 「仮装人物」
...二人できつく抱き合ったところで...
豊島与志雄 「傷痕の背景」
...私はただ堯と二人で居たかった...
豊島与志雄 「生と死との記録」
...歸りがけに見ると念佛衆の中の『モト山』が二人ではたらいて居た...
長塚節 「十日間」
...二人で行けば済むところを...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...二人で持ち上げてやつたりした...
平山千代子 「「みの」の死」
...二人で観光ホテルのグリルで朝食...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...二人でタクシーで駅迄送って下さり(宿の女中のチップ迄出して下さり)...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...それとも二人で取り押さえますか...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...こゝにおまへと二人で巣を作らう...
柳田國男 「家を持つといふこと」
...筆者も翁の姪に当る荒巻トシ子嬢と二人で手伝った事があったが...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...離座敷(はなれ)みたような処だのを二人で間借りをして...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...ちょうど二人で二升近い酒...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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