...第二の宮下を出さざる限りは國民は枕を高うして眠るを得ん云々の文を掲げたり...
石川啄木 「日本無政府主義者陰謀事件經過及び附帶現象」
...相州二の宮の園田男別邸へ写生に行ったり...
高村光太郎 「自作肖像漫談」
...大震災の時男は二の宮邸で亡くなられたが...
高村光太郎 「自作肖像漫談」
...一二の宮内官があわててザポロージェ人たちの肩を揺ぶつた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...次に熊野第二の宮と呼ばるる高原王子は...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...二の宮は今からそうした天分を持たれるようだから」このお言葉を明石(あかし)夫人は自身の名誉であるように涙ぐんで側聞(かたえぎ)きをしていたのであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...女二の宮も衛門督(えもんのかみ)の態度の誠意のなさをお感じになって...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...こちらの御殿のほうでも院が宮の若君と二の宮がいっしょに遊んでおいでになるのをかわいく思ってながめておいでになるのであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...二の宮がお見つけになって...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...女二の宮のことを話題にせず大将は素知らぬふうを見せているのである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...二の宮も同じ六条院の寝殿を時々行ってお休みになる所にあそばして...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...女二の宮の喪期も終わったのであるから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ただ女二の宮のことばかりが書かれてあった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...自身が名誉な結婚をしたと見られている女二の宮から早く生まれる子があればよいなどとは夢にも考えないというのはあまりにも変わった人である...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...それからまもなく一品の宮から女二の宮へお手紙が来た...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...まして女二の宮とともに一品の宮までも妻に得ていたならばどれほど輝かしい運命であったであろうと思ったのは無理なことと言わねばならない...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...(余童子のとき匠人金次といふもの長府侯江戸の邸第(ていてい)補修のとき長府二の宮舞台のはふのごとくなれと好のよし語れり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...又神功寺(真言宗)といふ寺二の宮の鳥居の側にあり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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