「事見」の意味
物事の様子や状況を見ること
「事見」の例文(場面別)
- ビジネスプロジェクトの進捗を確認するため、現場に赴いて事見を行った。
- ニュース報道記者が被災地にて事見を行い、詳細な被害状況を伝えた。
- 歴史記述幕臣が諸藩の動向を事見するため密かに探索を行った。
小説での「事見」の使い方
...家康には表面さる事見えざりしかど...
芥川龍之介 「大久保湖州」
...此ゑまきにも右の松の山の事見えたり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...戻ると末弘は同じ火事見物の帰りらしい背の低い老人と立ち話をしていた...
高見順 「如何なる星の下に」
...ですから、火事見舞いは、当時の義理のテッペンでした...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...「なかなか見事見事」それを片手に持って眺め廻したが...
寺島柾史 「怪奇人造島」
...見事見事だけで一切を片附けてしまったのを...
中里介山 「大菩薩峠」
...火事見舞に行く間際(まぎわ)に...
夏目漱石 「門」
...そう結婚して一と月もたたないうちに子供が生れちゃ事でさあ」「元来いつどこで結婚したんだ」と主人は予審判事見たような質問をかける...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...まだ板囲いも出来ず、灰も掻かず、ブスブス燻(いぶ)る中に、町内の手伝いと、火事見舞と、焼跡を湿している鳶(とび)の者とがごった返しております...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...次第に病ひのつのる事見る目も恐ろしきほど悽(すさ)まじき事あり...
樋口一葉 「うつせみ」
...次第に病ひのつのる事見る目も恐ろしきほど悽まじき事あり...
樋口一葉 「うつせみ」
...お茶の水風景の事並に猿の乾物の事見渡せば...
久生十蘭 「魔都」
...君までも――」「僕は君の生活を眺めてゐるのが仕事見たいになつてしまつたね...
牧野信一 「西瓜喰ふ人」
...一条大蔵卿長成に嫁して生んだ侍従良成てふがその異父兄義経と安否を共にすべく同行した事見え...
南方熊楠 「十二支考」
...『日本紀』二十九の本文には白馬の事見えず...
南方熊楠 「十二支考」
...天の逆手を拍て呪ふ事見ゆ...
南方熊楠 「詛言に就て」
...キチガイが焼酎(しょうちゅう)を飲んで火事見舞に来たようなアンバイなんで……暫くして女がスクリンを上げてから気が付いてみると...
夢の久作(夢野久作) 「人間腸詰」
...いや見事見事...
吉川英治 「三国志」
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