例文・使い方一覧でみる「争闘」の意味
スポンサーリンク...彼らは激しい争闘を繰り広げた... 
...争闘が長引き、結局引き分けになった...
...今回の争闘は避けられないものだった...
...その国では政治的な争闘が絶えない...
...彼らの争闘は周りに大きな影響を与えた...
...倉地と岡との間には暗々裡（あんあんり）に愛子に対する心の争闘が行なわれたろう...
有島武郎 「或る女」
...わが人類対海底超人の無益（むえき）な争闘が起こって...
海野十三 「海底大陸」
...そこで三人入乱（いりみだ）れての争闘が始まっているのであろう...
海野十三 「疑問の金塊」
...深海の争闘「おお...
海野十三 「地球発狂事件」
...天然物素争闘の神話の根跡あるは...
高木敏雄 「比較神話学」
...唯天然的解釈は之を天然物素争闘の痕跡として...
高木敏雄 「比較神話学」
...「世の中は蝸牛角上（かぎゅうかくじょう）の争闘――私は東京にいるころには...
田山花袋 「田舎教師」
...いやな争闘が起つて来る...
田山録弥 「批評」
...それとの間に争闘が生ずるが...
津田左右吉 「歴史の矛盾性」
...協和の代わりに争闘で行かなければうそだというように教えられるのであるらしい...
寺田寅彦 「「手首」の問題」
...争闘はいつも内攻的で...
徳田秋声 「仮装人物」
...一の争闘であった...
豊島与志雄 「掠奪せられたる男」
...争闘のうちに彼が立ち直ったことも...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...しばしば死に至る争闘を絶えずひき起し...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...人民を争闘せしむるに同じ...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...それは彼等の覇権争奪の争闘を遠い将来へ...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...一方の争闘が止んで...
吉川英治 「江戸三国志」
...秘妙な音階が十三の絃からかぎりない変化を織り、またひとつの正しい響音に統一され、突（とつ）として崩れ、みだれ、相寄り、相離れ、ときには、坐しているまま、波濤のそこへでも沈んで行くかのようなものにつつまれるかとおもうと、明るいこと、かがやきみつること、天界のようなところへ、心をもってゆかれもする――（長く、極まりない文化の変転、また興亡の幾かわりや、人それぞれの運命の、ときには盛り、ときには沈み、悲嘆し、歓喜し、遊戯し、争闘する、その相（すがた）を音階にしたようなものではある...
吉川英治 「新書太閤記」
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