...一層(そう)大(おお)きな溝(みぞ)ができて了(しま)い...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...犬が行って了ったことは悦しかった...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...岬を廻って噴火湾へ出れば消えて了うと思っていたが...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...今日は既に存在の跡を絶つて了つた...
石川三四郎 「吾等の使命」
...煙出しのやうな形に一つにかたまつて了つたのだ...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...ヒッソリして了った様子だった...
江戸川乱歩 「お勢登場」
...それが何だらう? 幻影の壊れて了つた今は何だらう...
田山録弥 「路傍の小草」
...ただの医者だと思うと了見(りょうけん)が違います」「違えねえ」そこへ...
中里介山 「大菩薩峠」
...わしにはわしの了見がある」こう言って...
中里介山 「大菩薩峠」
...三日ばかりで面白く読み了(おわ)った...
夏目漱石 「思い出す事など」
...あなたが私の主意を了解している以上...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...善後策の了見でくだらない事をいろいろ言うが...
夏目漱石 「三四郎」
...学校その他の貴い文化施設も跡かたもなく焼け又は潰れて了って居る...
仁科芳雄 「原子力の管理」
...到頭日の暮れるまで長話をして了つたものです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ヘタヘタと坐り込んで了ひました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...十二時に了る...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...みんな半端で油斷してゐると街でみんなつかつて了ひ...
室生犀星 「巷の子」
...了智の五人づれで...
吉川英治 「親鸞」
便利!手書き漢字入力検索