...天竜(てんりゅう)・夜叉(やしゃ)・乾闥婆(けんだつば)より...
中島敦 「悟浄出世」
...乾闥婆(けんだつば)...
南方熊楠 「十二支考」
...女端正好く舞い多く乾闥婆の妻たり...
南方熊楠 「十二支考」
...乾闥婆は食香また尊香と訳し天の楽神で宝山に住み香を守る...
南方熊楠 「十二支考」
...また能く幻術(てじな)を以て空中に乾闥婆城(蜃気楼)を現ず...
南方熊楠 「十二支考」
...ヒンズ法に男女法式に拠らず即座合意の結婚を乾闥婆と称え...
南方熊楠 「十二支考」
...乾闥婆が馬や驢に基づいて作られた神たるはグベルナチス伯の『動物譚原(ゾーロジカル・ミソロジー)』に詳論あり...
南方熊楠 「十二支考」
...乾闥婆に転生(うまれかわ)りは請合(うけあい)で何がさて馬が似るちゅうのが楽しみじゃ...
南方熊楠 「十二支考」
...その妻女艶美でしばしば貴人に御目留まる賤民乾闥婆と呼ばるるあり...
南方熊楠 「十二支考」
...その守護神を馬形としてまた乾闥婆と名づけ...
南方熊楠 「十二支考」
...あたかも乾闥婆部の妻女が貴人に召さるるを名誉と心得て同然に怡(よろこ)んだので...
南方熊楠 「十二支考」
...また上述乾闥婆部の賤民など馬と猴に芸をさせた都合上この二獣を一所に置いた遺風でもあろう...
南方熊楠 「十二支考」
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