...「乳首がかゆい」「乳首を刺激されると敏感になる」のように、性的な文脈で用いられることがある...
...乳首ピアスという、身体改造として乳首にピアスを開けることがある...
...出ない乳首を吸うために腫れあがっております...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...黴菌の少ないのは搾乳の前に乳房と乳首とをよく拭いて消毒し...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...自分の乳首の検査に熱中していた...
谷譲次 「踊る地平線」
...妾(わたし)が乳首(ちゝくび)へ苦艾(にがよもぎ)を塗(まぶ)って鳩小舍(はとごや)の壁際(かべぎは)で日向(ひなた)ぼっこりをして……殿樣(とのさま)と貴下(こなた)はマンチュアにござらしゃりました……いや...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...黝(くろ)ずんだ乳首を含ませながら...
徳田秋声 「縮図」
...どうかした調子に芳子の乳首を一寸なめてきまり悪そうに微笑む顔を...
豊島与志雄 「生と死との記録」
...むりに絹糸で結えたような小さな乳首がぽつりとついている...
豊島与志雄 「掠奪せられたる男」
...睡りながら乳首をくはへてゐる...
中島敦 「夾竹桃の家の女」
...乳首を拾ふ芝居を撮り...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...その先の白莓(いちご)のやうな乳首を二本の指にはさむと...
槇本楠郎 「栗ひろひ週間」
...すっかりゴムの乳首にも慣れましたものですから――三度ずつおいそがしいのに頂いたりなぞして――...
室生犀星 「童子」
...出ない乳首をさしつけておくわけに行かないので...
室生犀星 「童子」
...乳首や臀(しり)にまでどっしりと重たい黄金の棒をぶら下げる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...母がその乳首のところに唐辛をつけてあったからなのである...
山之口貘 「梯梧の花」
...乳首が黒ずんでいたことを思いだした...
山本周五郎 「古今集巻之五」
...固くなった乳首が肌着にさわるのが感じられ...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...乳首は啣(くわ)えるだけで...
山本周五郎 「契りきぬ」
...それに觸るる柔かな指先の感じは母の乳首を思ひ出させる...
横瀬夜雨 「春」
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