...私は非常によい折と思うて令兄に乞うて氏の墓所に參し...
今井邦子 「伊那紀行」
...われその道を好むと雖(いえど)も指南を乞うべき方便を知らず...
太宰治 「不審庵」
...慈悲と許しを乞うていた...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...許しを乞うような女らしい表情を浮べた...
中島敦 「プウルの傍で」
...感化院出の誰の誰許して下さいと云う言葉を日にいくど頂戴とか下さいとか雨のなかに立って物乞う姿不安な呻吟(しんぎん)世の誰とも連絡がない...
林芙美子 「新版 放浪記」
...せつの所得金は母上の保管を乞うべし一 富継健三の養育は柳子殿ニ頼む一 柳子殿は両人を連れて実家へ帰らるべし一 富継健三の所得金は柳子殿に於て保管あるべし一 柳子殿は時機を見て再婚然るべし一時の感情に任せ前後の考もなく薙髪などするは愚の極なり忘れてもさる軽挙を為すべからず...
二葉亭四迷 「遺言状・遺族善後策」
...竟(つい)に露国皇帝の仲裁を乞うことととなったが...
穂積陳重 「法窓夜話」
...十九の年、それまで誰にも話さなかつた小説家になりたいと云ふ志願を親父に打ち明けて、其許しを乞うた...
三島霜川 「自傳」
...父母に乞うて出家す...
南方熊楠 「十二支考」
...わたしの友達がわたしに意見を乞うことがあれば...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...博士の診察や説明を乞うまでもない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...私も次兄を通じて入門を乞うたが...
柳田国男 「故郷七十年」
...「マツイ」と小さな表札を見つけて案内を乞うと...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...追われて故友の陣へ降を乞うなど……なんとも面目ないが...
吉川英治 「三国志」
...その援助を乞うという苦しまぎれの下策に出たのであった...
吉川英治 「三国志」
...岐阜(ぎふ)のゆるしを乞うて...
吉川英治 「新書太閤記」
...その子たちの助命を清盛に乞う...
吉川英治 「随筆 新平家」
...中一日の猶予を乞うて...
吉川英治 「年譜」
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