...―――失うて庭の前の雪となり飛んで海の上の風に因(よ)る九霄(きうせう)応(まさ)に侶(とも)を得たるなるべし三夜籠(ろう)に帰らず声は碧(みどり)の雲の外に断(た)え影は明(あきら)けき月の中に沈む郡斎(ぐんさい)これより後は誰(たれ)か白頭の翁に伴はん滋幹は他日成長してから... 谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...「九霄応に侶を得たるなるべし」と云う句... 谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
「九霄」の読みかた
「九霄」の書き方・書き順
いろんなフォントで「九霄」
ランダム例文:搬出する やむにやまれぬ 候補者
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