...山岳地帯に多く見られる、複数の山々や丘陵が環状に連なった地形を指す。「九重連山」...
...「九重夢大吊橋」のある、熊本県天草市にある観光地名...
...曲のタイトルや歌詞の中で使われる。「九重低音」...
...古典芸能の演目のタイトルとして使われ、複数の美女が主人公である。「九重桐箪笥」...
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世禮國男 「首里城」
...続いて九重(くじゅう)山...
高浜虚子 「別府温泉」
...この狆の姿が九重(ここのえ)のお奥へ参るわけで御座いますね」「そうです...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...去年(こぞ)は九重(こゝのへ)の雲に見し秋の月を...
高山樗牛 「瀧口入道」
...二十五分の休憩に九重のおやこ弁当(二百五十円)とる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...うなぎが食ひたくなったが、地下食堂休みで、九重からとる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...九重を霞(かすみ)へだつる住処(すみか)にも春と告げくる鶯の声とお答えになった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...九重(ここのへ)に霞(かすみ)隔てば梅の花ただかばかりも匂(にほ)ひこじとや何でもない御歌であるが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...九重山(くじゅうさん)以南霧島山以北一帯に...
柳田国男 「山の人生」
...陽(べんよう)(陝西省・漢中の西方)に式殿と九重の壇をきずいて...
吉川英治 「三国志」
...まづ九重(ここのへ)を...
吉川英治 「私本太平記」
...九重(ここのえ)の奥(おく)もなんとなくあわただしく...
吉川英治 「神州天馬侠」
...だから古典平家の序章にはいるまでに「新・平家物語」では「ちげぐさの巻」「九重の巻」「ほげんの巻」「六波羅行幸の巻」「常磐木の巻」と古典にない部類が加えられ「石船の巻」や「みちのくの巻」以外に...
吉川英治 「随筆 新平家」
...九重の梢にらんまんな文化の花を見せた後は...
吉川英治 「随筆 新平家」
...また九重の傍に戻って来た...
若杉鳥子 「ある遊郭での出来事」
...その九重に別れる際いい置いた事は...
若杉鳥子 「ある遊郭での出来事」
...九重の妹のみどりという女がいた...
若杉鳥子 「ある遊郭での出来事」
...あるいは大官大寺九重(だいかんだいじくじゅう)の塔の建築家...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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