...薄汚い扮装(なり)をした通ひの患者が八九人...
石川啄木 「鳥影」
...子五人か九人あり衣食満ち富貴(ふっき)にして――男金女土こそ大吉よ衣食みちみち…………と歌の方も衣食みちみちのあとは...
泉鏡花 「婦系図」
...九十九人は字を知らなかった...
魯迅 井上紅梅訳 「村芝居」
...三十九人の残りの人々の上に...
海野十三 「キド効果」
...九人の仲間ができた...
大杉栄 「獄中記」
...男二人女二人4・27(夕)文部視学官の丸山環(たまき)氏は九人の子福者(こふくしや)で...
薄田泣菫 「茶話」
...わしと一緒に溺れた者は十九人あったが...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「汪士秀」
...そして九人の女に棄てられたんですぞ! さよう! ひと頃はこれでも...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「熊」
...そのうちの百八十九人の名の頭に鉛筆で黒い十字架のマークをつけてある...
久生十蘭 「青髯二百八十三人の妻」
...党員はわずか四十九人だったということである...
平林初之輔 「鉄の規律」
...恐らく十人の船長のうち九人は...
牧逸馬 「運命のSOS」
...十九人の子供を生んだあげく...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...多い時には八九人も頭を揃へて何やらガヤ/″\騷いでゐた...
三島霜川 「昔の女」
...九人、十人、じてんしやさん が はいるじてんしや にのつてるからじてんしやさん...
村山籌子 「一人 二人」
...十人のうち八人か九人は必ずそんなふうになる...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...十人の――正確にいえば九人の妻が去ったのも...
山本周五郎 「季節のない街」
...甲軍の四百九人に対して...
吉川英治 「新書太閤記」
...九人の子女はみな傾国の美や佳人の園生であったという...
吉川英治 「随筆 新平家」
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