...医科にはドイツ人が配置され、語学校には仏、独、英、支の先生がおり、大学の我々の分科には英国人が四、五人、米国人が八、九人、フランス人が一人、ドイツ人が二人、それから日本の助教授が数名いる...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...薄汚ない扮裝をした通ひの患者が八九人...
石川啄木 「鳥影」
...九人になる処だった...
泉鏡花 「女客」
...三十九人も捨てられてしまった」もう駄目だ...
海野十三 「宇宙尖兵」
...――これは百人のなかで九十九人までは...
薄田泣菫 「茶話」
...市民党の七十九人は生きながら市場で焼き殺された...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...他の九人のために毎日曜日の自由を買ってやるためにささげる敬虔な奴隷飼育者である...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...それでゐて我々の大多數は百人のうち九十九人まで...
太宰治 「津輕地方とチエホフ」
...また一座十九人に...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...前の年に百十八戸の三百九十九人...
本庄陸男 「石狩川」
...九人のこどもらのなかの...
宮沢賢治 「狼森と笊森、盗森」
...東岸壁の方で、僅かに八、九人の人夫達が、生き残った蟻のように、黒々とかたまった石炭の笊を運んでいる...
山之口貘 「ダルマ船日記」
...九人の仲間(ちゅうげん)小者も...
吉川英治 「江戸三国志」
...九人も向うへ廻して...
吉川英治 「剣難女難」
...九人まで斬りつづけました」「……ふうム?」順昭は...
吉川英治 「剣の四君子」
...細川越中守忠利(えっちゅうのかみただとし)へ 十七人松平隠岐守定直(おきのかみさだなお)へ 十人毛利甲斐守綱元(かいのかみつなもと)へ 十人水野監物忠之(けんもつただゆき)へ 九人と云う上命であった...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...九人ずつの侍を連れて...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...下(しも)の間(ま)にはこの九人...
吉川英治 「べんがら炬燵」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??