...この坂の上が三九九の一角で...
海野十三 「断層顔」
...女中はまだ十八九の一寸澁皮のむけた女であつたが相變らず澄した顏をしてゐて口數を利かぬ...
高濱虚子 「俳諧師」
...九の一逗子の別荘にては...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...九の一七月七日の夕べ...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...九の一代助は又(また)父(ちゝ)から呼(よ)ばれた...
夏目漱石 「それから」
...十九の一葉はその人を心から兄と思い慕った...
長谷川時雨 「樋口一葉」
...九の一凉しいと思つた風もいつしか寒くなつた...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...九の一海はまだ土色に濁っていたが...
山本周五郎 「さぶ」
...九の一字を加えてとらせん...
吉川英治 「三国志」
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