例文・使い方一覧でみる「乙名」の意味

...土地の乙名三郎治（おとなさぶろうじ）と云うものの下男（げなん）になった... 土地の乙名三郎治と云うものの下男になったの読み方

芥川龍之介「じゅりあの・吉助」

...父は町の乙名（區長）北島三彌太氏... 父は町の乙名北島三彌太氏の読み方

徳永直「光をかかぐる人々」

...狹（せま）き乙名（をとめ）の氣（き）にもかけず... 狹き乙名の氣にもかけずの読み方

樋口一葉「曉月夜」

...乙名からわたしどもへ知らせがありましたけん... 乙名からわたしどもへ知らせがありましたけんの読み方

久生十蘭「平賀源内捕物帳」

...通詞（つうじ）出島乙名（でじまおつな）... 通詞出島乙名の読み方

久生十蘭「平賀源内捕物帳」

...部屋の中には奉行始め出島乙名... 部屋の中には奉行始め出島乙名の読み方

久生十蘭「平賀源内捕物帳」

...譜第（ふだい）の乙名（おとな）島徳右衛門が供をする... 譜第の乙名島徳右衛門が供をするの読み方

森鴎外「阿部一族」

...乙名（おとな）島徳右衛門... 乙名島徳右衛門の読み方

森鴎外「阿部一族」

...乙名島徳右衛門が事情を察して... 乙名島徳右衛門が事情を察しての読み方

森鴎外「阿部一族」

...乙名の小屋へ行って仔細（しさい）を話した... 乙名の小屋へ行って仔細を話したの読み方

森鴎外「阿部一族」

...乙名が「まず待て」と言って権右衛門に告げた... 乙名が「まず待て」と言って権右衛門に告げたの読み方

森鴎外「阿部一族」

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