例文・使い方一覧でみる「乘」の意味


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...それに話の潮を計つて今日の事を話すつもりでゐるから父や兄の話の興にらない...   それに話の潮を計つて今日の事を話すつもりでゐるから父や兄の話の興に乘らないの読み方
伊藤左千夫 「古代之少女」

...あの石龜の脊につて小手をかざし...   あの石龜の脊に乘つて小手をかざしの読み方
太宰治 「お伽草紙」

...自動車につて海濱づたひに遁走して行くはればれしき四人のすがたをはるかに思つた...   自動車に乘つて海濱づたひに遁走して行くはればれしき四人のすがたをはるかに思つたの読み方
太宰治 「道化の華」

...直線につきつてゆく帆かけ船の歴史があつた...   直線に乘つきつてゆく帆かけ船の歴史があつたの読み方
徳永直 「光をかかぐる人々」

...細君と槍騎兵とを車室へせに連れ去った...   細君と槍騎兵とを車室へ乘せに連れ去ったの読み方
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」

...偶因狂疾成殊類  災患相仍不可逃今日爪牙誰敢敵  當時聲跡共相高我爲異物蓬茅下  君已氣勢豪此夕溪山對明月  不成長嘯但成時に...   偶因狂疾成殊類  災患相仍不可逃今日爪牙誰敢敵  當時聲跡共相高我爲異物蓬茅下  君已乘氣勢豪此夕溪山對明月  不成長嘯但成時にの読み方
中島敦 「山月記」

...草葉(くさば)の陰(かげ)で……」婆(ばあ)さんが自分(じぶん)の聲(こゑ)に(の)つて來(き)た時(とき)勘次(かんじ)はぼろ/\と涙(なみだ)を零(こぼ)した...   草葉の陰で……」婆さんが自分の聲に乘つて來た時勘次はぼろ/\と涙を零したの読み方
長塚節 「土」

...れなかつたらその時のことにしようときめて...   乘れなかつたらその時のことにしようときめての読み方
野上豐一郎 「大戰脱出記」

...平次は其上につた菩薩を少し上げ...   平次は其上に乘つた菩薩を少し上げの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...疲れてはり、屈託(くつたく)しては歩き、十二里の長丁場を樂々と征服して、藤澤へあと五六町といふところまで來たのは、第一日の申刻(なゝつ)過ぎ――...   疲れては乘り、屈託しては歩き、十二里の長丁場を樂々と征服して、藤澤へあと五六町といふところまで來たのは、第一日の申刻過ぎ――の読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...鼻をヒクヒクさせ乍ら出します...   鼻をヒクヒクさせ乍ら乘出しますの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...脂(あぶら)のりきつた非凡の美色で...   脂の乘りきつた非凡の美色での読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...今朝あつしが込んで行つてお君が殺されたことを話すと...   今朝あつしが乘込んで行つてお君が殺されたことを話すとの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...平次と八五郎のつた舟に近づくと...   平次と八五郎の乘つた舟に近づくとの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...當世ぢやァお客樣ばつかりせる船が出て便利になつたもので厶いますねえ」「便利は便利だけど...   當世ぢやァお客樣ばつかり乘せる船が出て便利になつたもので厶いますねえ」「便利は便利だけどの読み方
林芙美子 「大島行」

...車(くるま)は一人(いちにんの)りなるを...   車は一人乘りなるをの読み方
樋口一葉 「別れ霜」

...汽車にると勝代の顏も辰男の顏も心に薄らいで...   汽車に乘ると勝代の顏も辰男の顏も心に薄らいでの読み方
正宗白鳥 「入江のほとり」

...國(くに)の役人(やくにん)の世話(せわ)で手輿(てごし)に(の)せられて家(いへ)に着(つ)きました...   國の役人の世話で手輿に乘せられて家に着きましたの読み方
和田萬吉 「竹取物語」

「乘」の読みかた

「乘」の書き方・書き順

いろんなフォントで「乘」


ランダム例文:
木石   クソガキ   若餅  

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