...試験前であるにも関わらず、彼女は乗気な態度で他の受験生たちを和ませた...
...彼はいつも乗気な性格なので、周りの人たちを元気づけることができる...
...今日は天気も良く、みんな乗気な様子だった...
...彼女は優勝したことで乗気になり、次の試合に向けてますます意欲的になった...
...この曲はポップなメロディが乗気な感じを与える...
...先生グツト乗気になつて早や聟(むこ)君に成済(なりすま)したやうな気で毎日入浸(いりびた)つてゐる...
内田魯庵 「犬物語」
...大人げないような気もしますからねえ」川手氏はまだ乗気にはなれない様子であった...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...搭乗気球としての最高のレコードの保持者であった...
寺田寅彦 「ベルリン大学(1909-1910)」
...先方ではたいへん乗気だし...
豊島与志雄 「自由人」
...清岡は女給の君江が最少(もすこ)し乗気にさえなってくれれば...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...頼まれもしないのに持ち込んで来たものさ」「それは耳よりの話ですねえ」お角は乗気になってしまいました...
中里介山 「大菩薩峠」
...どうも少し有望らしいぞ」と先生も乗気になっておられたようであった...
中谷宇吉郎 「球皮事件」
...魚屋の方も妙に乗気になって...
中谷宇吉郎 「雑魚図譜」
...「ええ話しましょう」とすぐ乗気な返事をしたが...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...どっちが勝つか熱心に見物しているんだそうだからねと大いに乗気で話した事がある...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...私は益々乗気になって...
西尾正 「陳情書」
...たちまち乗気になりました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...これは世界的な大発明だというので大乗気になっているんです」先生は...
久生十蘭 「犂氏の友情」
...マンも大乗気である...
火野葦平 「花と龍」
...こっちへ借りようといふ話をすると大乗気...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...考へませうと乗気の様子...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...本人同士もナカナカの乗気で...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...追々お客様も殖(ふ)えるでしょうから」と二人が相談し合ったくらい姉と妻は彼女に対して乗気になっていたらしい...
夢野久作 「少女地獄」
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