...イエスが雲に乗りて地上に再臨し...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...函樽(かんそん)鉄道開通三日目と云ふに函館まで二等車に乗りて...
石川啄木 「閑天地」
...沙漠の舟と称(よ)ばるる駱駝に乗りて急ぎ来ったのであろう...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...其妻と共に舟に乗りて...
高木敏雄 「比較神話学」
...乃ち其道に乗りて...
高木敏雄 「比較神話学」
...火遠理命と浦島子と、共に舟に乗りて、海宮に赴くこと、これ類似の第二点なり...
高木敏雄 「比較神話学」
...この気分が八人の乗りてに一様に流れてくる時...
中井正一 「美学入門」
...女の自転車と馬乗りとはその頃の流行なりしにや吉原品川楼(よしわらしながわろう)の抱(かかえ)が和鞍(わぐら)に乗りての遊山(ゆさん)また新橋芸者(しんばしげいしゃ)が自転車つらねて花見に出かけし噂なぞかしましき事ありけり...
永井荷風 「書かでもの記」
...シューマンの「歌の翼に乗りて」(ビクターJE一二)...
野村胡堂 「楽聖物語」
...腕車(わんしゃ)に乗りて...
福田英子 「妾の半生涯」
...大阪市中を腕車(わんしゃ)に乗りて引き廻されけるに...
福田英子 「妾の半生涯」
...省線に乗りて(十一月十七日)足を奪はれて――自家用車は取り上げられるし...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...風に乗りて響き来る歌のごとき彼女の声をきくことを得ん沈黙があった...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「かなしき女王」
...さりとて来山が腹に乗りて物喰はぬ妻と可愛がられたる女人形のたぐひにもあらず...
正岡子規 「土達磨を毀つ辞」
...その風雲に乗りて天に上るを...
南方熊楠 「十二支考」
...これに乗りて遊ばむといふ...
森鴎外 「うたかたの記」
...豊野より汽車に乗りて...
森鴎外 「みちの記」
...その獣(けもの)にうち乗りて往来(ゆきき)するアラビヤ人なども多く見え候(さふらふ)...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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