...――久方振りで行きとうなった...
李孝石 「蕎麦の花の頃」
...久方振りに貴女の御姿に接し...
今井邦子 「誠心院の一夜」
...久方振りの対面を懐かしがってか...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...生絹は畳紙をひろげて久方振りで右馬の頭の文字を見入ったが...
室生犀星 「荻吹く歌」
...むろん大喜びで久方振りの愛弟子(まなでし)に稽古を付けてくれたが...
夢野久作 「斬られたさに」
...久方振りに殿の御用で江戸表へ参いっておる中(うち)に...
夢野久作 「斬られたさに」
...久方振りに脱線された結果...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...久方振りでこの大学の門を潜って...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...これをこの間久方振りに帰郷した時見舞いに行って見ると...
夢野久作 「謡曲黒白談」
...そこで久方振りに口を利き合ってみますと...
夢野久作 「霊感!」
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