...久寿二年二月、義賢の悪源太義平に戮せらるゝや、義平、彼の禍をなさむ事を恐れ、畠山庄司重能をして、彼を求めしむる、急也...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...久寿玉のやうな包みは彼の胸に命中して...
牧野信一 「繰舟で往く家」
...わたしの壁の写真の中には閃く海神鉾に翻へる久寿玉から五彩のテープが舞ひ乱れ...
牧野信一 「緑の軍港」
...牧野家家付の娘――久寿は...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...佐平と久寿の間にたった一人の子として私は生まれた...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...久寿(きゅうじゅ)二年の大嘗会(だいじょうえ)の風俗歌に...
柳田国男 「木綿以前の事」
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