...彼は学校生活で乃至桜の花見に参加した...
...結婚は人間にとって基本的な義務であり、乃至生存に必要なものだと考えられる...
...業務命令には、必要に応じて弁解書を提出するように明言している乃至刑事罰の対象になる場合がある...
...色々な方法で問題解決を試みた、乃至社員に相談をしたが結局解決策が採用されなかった...
...彼女は乃至仕事を辞めることになったが、その噂については確かな情報がない...
...或民族乃至國民と或個人の思想との交渉は...
石川啄木 「所謂今度の事」
...珍味乃至(ないし)は御馳走ではなく...
石川啄木 「弓町より」
...日本軍のそれに対し五十倍乃至(ないし)二千倍を用意した...
海野十三 「諜報中継局」
...昌造が日本活字乃至日本の印刷術に心をつくした第二期であつた...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...乃至社会科学で之はあったのである...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...幾何学の対象が群乃至群論に還元されるということは一つの見落すことの出来ない条件を加えた上で始めて許される...
戸坂潤 「幾何学と空間」
...ブルジョア新聞の政党的乃至政治的社会機能を規定する...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...認識論上に於ける実践の有つ意味の広さに就いての唯物論乃至弁証法の云い分を一向取り上げようとしないが...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...示したかったのである(理論乃至科学と芸術乃至文学とは...
戸坂潤 「思想としての文学」
...チャンス乃至偶然性の背後に横たわる或る神秘的な量の想定...
戸坂潤 「読書法」
...従って之は主として労働手段乃至その体制に関する技術組織であらざるを得ないわけである...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...かくて物理的空間は物理学乃至普通云われる処の厳正科学の内部から萌え出た方法でなければならない*...
戸坂潤 「範疇としての空間に就いて」
...規範性を何かの意味に於て感覚乃至知覚自身の内に見出すことが出来るならばそれによって始めて直観空間の立場を離れることも出来るであろう...
戸坂潤 「物理的空間の成立まで」
...「全て本能乃至本能的なるものは...
中原中也 「その頃の生活」
...日帰り乃至は一泊の旅には最も平易であり新緑と海の香りを満喫するに充分であらう...
牧野信一 「或るハイカーの記」
...「乃至(ないし)老死(ろうし)も無く...
正岡容 「小説 圓朝」
...一軒家か、乃至は、其處らに一二軒の隣家を持つか、兎に角に深い杉の木立が四邊(あたり)を圍み、濕つた庭には杉の落葉が一面に散り敷いてゐた...
若山牧水 「みなかみ紀行」
...京都の周囲十二乃至十四里の間に会堂七カ所を建てていた...
和辻哲郎 「鎖国」
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