...一体乃公は何だってこんな子供から怨みを受けているのだろう...
魯迅 井上紅梅訳 「狂人日記」
...「お前は本が読めるかえ」「…………」「本が読めるなら乃公が試験してやろう...
魯迅 井上紅梅訳 「孔乙己」
...(おや?)乃公はちょっと吃驚(びっくり)した...
海野十三 「不思議なる空間断層」
...「これだな」乃公はにやりと笑った...
海野十三 「不思議なる空間断層」
...大丈夫だ」乃公は嬉しさと安心のあまり...
海野十三 「不思議なる空間断層」
...乃公(おれ)の運が向いて来たのだ...
薄田泣菫 「茶話」
...「乃公(おれ)も今度こそ愈々(いよ/\)お暇乞(いとまごひ)だ...
薄田泣菫 「茶話」
...兎も角も乃公の寺に...
薄田泣菫 「茶話」
...そういう乃公(だいこう)自身は...
太宰治 「あさましきもの」
...乃公も実は人間界でさんざんの目に遭(あ)って来ているので...
太宰治 「竹青」
...あれは乃公の学問を一向に敬重せず...
太宰治 「竹青」
...乃公(おいら)の後を継いでくれるのは...
田中貢太郎 「お化の面」
...「乃公(おれ)は総領で家督をして居るが...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...乃公が此処で貴様に面会しながら之(これ)を手放(てばな)して江戸に行(ゆ)けと云えば兄弟共謀だ...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...如何(どう)しても乃公が済まぬ...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...乃公(おれ)はモウ負けても勝(かっ)ても知らないぞ...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...「信者之衆、一心一志、無有私己財者、乃公用諸物...
森鴎外 「古い手帳から」
...鏡を乃公(おれ)から奪いに来たのか...
夢野久作 「白髪小僧」
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