...乃(そこ)で、私(わたくし)の方(ほう)でもそれに調子(ちょうし)を合(あ)わせて生活(せいかつ)するように致(いた)し、丁度(ちょうど)現世(げんせ)の人達(ひとたち)が朝(あさ)起(お)きて洗面(せんめん)をすませ、神様(かみさま)を礼拝(らいはい)すると同(おな)じように、私(わたくし)も朝(あさ)になれば斎戒沐浴(さいかいもくよく)して、天照大御神様(あまてらすおおみかみさま)をはじめ奉(たてまつ)り、皇孫命様(こうそんのみことさま)、竜神様(りゅうじんさま)、又(また)産土神様(うぶすなかみさま)を礼拝(らいはい)し、今日(きょう)一日(にち)の任務(つとめ)を無事(ぶじ)に勤(つと)めさせて下(くだ)さいますようにと祈願(きがん)を籠(こ)めることにしました...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...乃至は高橋自身そんな氣持に慣れて了つたのか...
石川啄木 「我等の一團と彼」
...この問題が定まれば乃(すなわ)ちその目的を達するに最も近い最も適する文章が自(おの)ずから将来の文体となるのである――」という趣旨であった...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...乃公(おれ)は圧さない」「圧さなければ...
海野十三 「流線間諜」
...「乃公(わし)の云ふ事がよく頭に入つたと見えるて...
薄田泣菫 「茶話」
...乃至はフランス言語社会学派の言語研究の態度である...
時枝誠記 「国語学と国語教育との交渉」
...稚気乃至多少の衒気(げんき)を帯びた浅瀬の波の深い意味もない空躁(からさわ)ぎの一年であったとするも...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...それが問題の出発点を――従ってその到着点をも――観念(乃至意識)の研究に限定して了ったから...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...この生産技術がどのようなイデオロギー性乃至階級性を有つか...
戸坂潤 「技術の哲学」
...ブルジョア新聞紙乃至ブルジョア新聞は資本主義制度下に於ける一切の経済関係に支配される...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...空間知覚乃至空間感覚の概念であったが...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...この啓蒙期的・乃至近代的・合理主義の常識とに...
戸坂潤 「思想としての文学」
...乃至は西田系の哲学を奉じるものが...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...だが虚偽乃至誤謬の問題の要点は...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...東洋的乃至日本的な封建文化系統から拾われて来たことに...
戸坂潤 「ひと吾を公式主義者と呼ぶ」
...妻の杉乃は少しまえから...
山本周五郎 「竹柏記」
...畑は納戸(なんど)役(禄高不明)で夫婦の間に宇乃(うの)という十三歳の娘と...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...前回の五倍乃至八倍である...
和辻哲郎 「鎖国」
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