...彼は如何なる場合においても、主観的なり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...決してそれ程個人的な主観的な放恣に委ねられてはならない...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...処が之に反して知識は単に主観的な働き――精神能力――しか意味しない概念ではない...
戸坂潤 「科学方法論」
...そうした主観的な...
戸坂潤 「科学論」
...主観的な観念的理由からではなくて...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...即ち主観的なる一切の芸術は...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...その最も主観的な作家であってさえも...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...すべての主観的なもの...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...本質に於て主観的な詩的精神に情操している...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...もとより主体は単に主観的なものではない...
三木清 「哲学入門」
...表現的なものは単に主観的なものでなく...
三木清 「哲学入門」
...主観的なものと客観的なものとが...
三木清 「哲学入門」
...ああいう特殊な世界にあってもとにかく清澄きわまる水色や焔のような紅色やで主観的な美に於ては完成していたブレークを...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...自分は一生懸命にその中から健全な新しい要素として生育しようとして来たという主観的な自覚は...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...私は主観的なものに立っていて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...私の主観的な感動が舌たらずにかかれてある印象だったろうと思いますが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...よむ心の主観的な感動と愛着とを先に立てて居りましたが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...主観的なその苦しさのつよさによって...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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