...しばしばその構図に利用せられた青銅の擬宝珠(ぎぼうし)をもって主要なる装飾としていた一事は自分をしていよいよ深くこれらの橋梁を愛せしめた...
芥川龍之介 「松江印象記」
...何よりもまずいわゆるエントロピーの増大ということに主要な影響を及ぼすことになる...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...主要な並木路を見ていた...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...なぜならば四社連盟の張本人たちがことごとく協会の主要な椅子を占めているのだから...
伊丹万作 「映画界手近の問題」
...主要な目的は速く語ることであって...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...まさにこのことに人間の最大のそして主要な完全性は存する故に...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...しかるに判断において見出され得る主要な...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...だが、最も主要な点は、土田氏が「文芸に表現せらるべき生活の社会性」として第一、個人主義に反対する意味での社会性をもつこと、第二、無産者性をもつこと、第三、社会的批判とそれより生れる理想社会の憧憬をもつこと、を列挙せられてゐる点である...
平林初之輔 「文学の本質について(二)」
...」詩人にとつて第一に主要なものは...
北條民雄 「頃日雑記」
...要するにこの両属の主要な区分点はこの点に尽きている...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...勤勉は思想家の主要な徳である...
三木清 「人生論ノート」
...「從來の凡ての唯物論(フォイエルバッハのも含めて)の主要な缺陷は...
三木清 「歴史哲學」
...そのように生きることこそ知恵の主要な目的なのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...当世紀における主要な・最も評判の・学問は...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それぞれをその主要な何かの特性によって適切に示すことだって...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...航海者には見遁(みのが)すべからざる主要な地点であるゆえに...
柳田國男 「地名の研究」
...すなわち是を人間体内の最も主要なる一臓器と...
柳田国男 「木綿以前の事」
...同族のものを軽蔑する主要な原因のごとき観を呈している醜さを発見してからは...
横光利一 「旅愁」
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