...しかしカルノーの研究では熱機関の本性に関する考察が主要な役目を勤めている...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...しかしそれにしても主要な社会的政策においてもし科学的精神に反するようなものがあったとしたならば...
石原純 「社会事情と科学的精神」
...これらの「けり」「なり」「あり」「たり」「れり」が主要な切字というわけでなくその他にこの種類のものはいくらでもあるのであります...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...僕の人格の主要な一部分を形成するようになるのかも知れぬ...
太宰治 「正義と微笑」
...鉄道の出来る前の主要な交通機関であった...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...この物語における最も主要な人物でさえこの巻ではまだ全然現れていない...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...彼の母親への文面の主要なるものであったが...
富ノ沢麟太郎 「あめんちあ」
...君の主要なる研究は...
富ノ沢麟太郎 「あめんちあ」
...その運命の主要なる要素ではなく...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...意外に主要な役割を占めているというような結果が出て来るのではなかろうかと思われる...
中谷宇吉郎 「雪」
...「極東管区(オルグ)における主要なる地質的・軍事的学術研究」と題して...
久生十蘭 「地底獣国」
...一つの主要な理由は...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...だがこれこそ女の主要な特質で...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...当世紀における主要な・最も評判の・学問は...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...中でも品野(しなの)が主要な産地であったようである...
柳宗悦 「工藝の道」
...航海者には見遁(みのが)すべからざる主要な地点であるゆえに...
柳田國男 「地名の研究」
...要するに『義経記』の主要な部分が(当時そう呼んでいたか否かは別として)京都に持って出て恥ずかしくない程度にまで...
柳田国男 「雪国の春」
...我々はすぐさまそれらの不完全性における主要な点を理解した...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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