...その永遠に関する概念は現代の宇宙開闢説の主要な部分を成すものと同じである...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...まさにこのことに人間の最大のそして主要な完全性は存するゆえに...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...すなわち芸術家としての映画監督の主要な仕事としてのいわゆるモンタージュの芸術が行なわれるのである...
寺田寅彦 「映画芸術」
...一方では音楽的分子が主要なものになっているためもあるが...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...動物が金属を主要な栄養品として摂取するのははなはだ珍しいといわなければなるまい...
寺田寅彦 「鉛をかじる虫」
...そしてこのプラス的要素が主要な創作モチーフである小説も...
豊島与志雄 「今日の条件」
...パリーでの音楽批評は聴(き)くより見る方が主要な仕事だと...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...そしてジャヴェルの主要な懸念もその事にあったが...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...私は彼に主要なる事實を思ひ出させるやうにした...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...一つの主要な理由は...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...中庸は一つの主要な徳であるのみでなく...
三木清 「人生論ノート」
...然し、十三世紀の頃から始まつて、現在まで約八百年に亘るスカンヂナヴィア文學の全貌を、此處に十分に申述べることは、たうてい不可能でありますから、ここでは傍系のフインランドや中世からのイスランドは措きまして、主要な丁、諾、瑞の三國について、ごく大掴みに、申上げることに致しませう...
宮原晃一郎 「スカンヂナヴィア文學概觀」
...著者はルネサンスという時代と人とに関して書かれている主要な著作を...
宮本百合子 「現代の心をこめて」
...古義略解等の主要な註釈書を一読したことすらない...
三好達治 「万葉集の恋歌に就て」
...その中心の主要なる力の一つは...
柳田国男 「雪国の春」
...その原因となる主要な二三について書き並べてある中にも...
横光利一 「旅愁」
...主要な資源は合理的に配分され...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「時間からの影」
...更にこれらの処女の主要なつとめが神衣を織ることにあったという点に於て我々の神話をも思い起させるであろう...
和辻哲郎 「鎖国」
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