...そして遂に本能の主潮から逸して...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...而してそこには當時文壇の主潮であつた自然主義の示唆が裕かに窺はれる...
有島武郎 「水野仙子氏の作品について」
...今日及び今日以後の文壇の主潮を...
石川啄木 「硝子窓」
...そしてそこには當時文壇の主潮であつた自然主義の示唆が裕かに窺はれる...
今井邦子 「水野仙子さんの思ひ出」
...主流はますます南下を続けてゆく……そして駆逐艦のシャッガァ号はこの南下する主潮流の方に乗った……とこういうことになるのですが...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...主潮流からも運よく逸(そ)れることができた……これも何ら不思議のない話でありまして...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...これもまた今なお人類未知の暗黒魔海の出来事でありますからこの主潮流の方向...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...十九世紀の主潮の科学者らしい態度...
田山録弥 「小説新論」
...もしくはその主潮となっているものは...
津田左右吉 「日本精神について」
...そうしてそれが学界の主潮となっていることには気をつけねばならぬ...
津田左右吉 「日本に於ける支那学の使命」
...私は「主潮」と謂う雑誌を編輯(へんしゅう)していたのであるが...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...その後原子論が物理学界の主潮となってからは...
中谷宇吉郎 「先生を囲る話」
...是は今日の文壇に主潮を為してはゐないかと思はれる人道主義的傾向とも...
宮原晃一郎 「愛人と厭人」
......
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そこにこそ工藝の主潮があることを強く説いた...
柳宗悦 「工藝の道」
...現在の日本文化の主潮とほとんど没交渉なのはどういうものであろう...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...当時の貿易の主潮はむしろこの私貿易にあったといわれている...
和辻哲郎 「鎖国」
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